元WRCチャンピオンのカルロス・サインツは、息子であるカルロス・サインツJr.のフェラーリにおける素晴らしい未来を予想しており、25歳の彼が2021年シーズンにティフォシたちを驚かせるだろうと信じている。

 サインツJr.のフェラーリ移籍は完全に予想外というわけではなかったものの、このタイミングを予想していた者はほとんどいなかった。セバスチャン・ベッテルのフェラーリ離脱をきっかけに、めまぐるしい変化がこれほどまでに早い時期に起きたのだ。

 言うまでもなく、サインツは息子がフェラーリでレースをするという将来についてとても喜んでいる。

「彼のことについてとても喜んでいるし、とても誇りに思う」とサインツはイタリアの『Sky Sports Italy』に語った。

「彼はフェラーリに行くために努力をしたし、彼自身もこの選択をとても嬉しく思っているようだ。フェラーリのレーシングスーツを着るのはとても特別なことだ。その時が来たら彼もそう言うだろう」

 サインツJr.はジュニアカテゴリーで急成長し、2015年にトロロッソ(現アルファタウリ)からF1に昇格したものの、父親の厳しい監督の元で勉強とレースのキャリアを両立させていたのだった。

「私はとても厳しい父親だった。特に彼が幼いころは、学業とレースを両立させなければならなかった」

「よくイタリアへ行ってレースに出たが、私は彼に学校を留年してほしくなかった。多くのレースがあったが、私は彼に学業も続けさせたことを満足している」

「彼が初めてカートに乗ったときのことを覚えているよ。私は彼が背負っているサインツという名前のせいで苦労するかもしれないと警告した。それがすべてのはじまりだった」

「私はすぐに息子が素晴らしい才能を持っていると気づいた。私は彼が前進するのを手伝っただけだ。サインツの名前が助けになるときもあれば、そうではないときもある」

「私は彼がフェラーリファンを驚かせると確信している」

 しかしサインツは、フェラーリのサインツJr.の反対側のガレージには、手ごわいライバルであるシャルル・ルクレールが座っていることにも言及した。

「彼(ルクレール)はF1で最高のドライバーのひとりだ。並外れたドライバーであることが分かるだろう」

「個人的に彼のことはよく知らないが、コースでの彼はとても速い。彼は素晴らしいドライバーだ」