ニュルブルクリンク工業団地にファクトリーを構えるゲットスピード・パフォーマンスは、メルセデスAMG GT3のエボリューションモデルをGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・エンデュランスカップの計3ラウンドに投入する。

 このドイツチームは現在、NLSニュルブルクリンク耐久シリーズ(旧VLN)とインターナショナルGTオープンというふたつのGTシリーズにコミットしているが、SROモータースポーツ・グループが主催する耐久シリーズにも、新たにシングルカー体制で挑むことになった。

 新型メルセデスAMG GT3をドライブするのは、同チームからNLSに出場しているファビアン・シラーとメルセデスAMGワークスドライバーであるマキシミリアン・バーク、そしてGP3シリーズのレースウイナーでGT3ルーキーとなるアレッシオ・ロランディの3名。このトリオはシリーズ開幕戦で7月18〜19日に開催されるイモラ3時間、9月のニュルブルクリンク6時間、最終戦として行われるポール・リカール1000kmの計3戦に登場する予定だ。

 なおチーム代表を務めるアダム・オシエカは、10月22〜25日に予定されているスパ・フランコルシャン24時間についても出場が可能であることを示唆した。

 ゲットスピード・パフォーマンスは昨年、オシエカとスポーツクラブのライバルであるデニス・レメニャコのために、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパのミサノ戦でメルセデスAMG GT3を走らせた経験を持つ。この年からチームはメルセデスAMGのファクトリーサポートを受けることになり、レースプログラムを大幅に増やすことになった。

「いま私たちは国際的なGT3スポーツに一歩踏み出すことが重要だと考えている」とオシエカは語った。

「我々は“ホームコース”であるニュルブルクリンクで、すぐに大成功を収めた。だから私たちは次の段階に進み、今度は欧州全体のレースに挑戦する」

「ゲットスピードの目標は2021年シーズンのGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ、スプリトカップとエンデュランスカップのフルシーズンを戦い抜くことだ」