大会前日に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことで、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の再開ラウンドとなった第2戦デイトナを欠場した元F1ドライバーのフェリペ・ナッセは、7月17〜18日に行われる第3戦セブリング“キャデラック・グランプリ”でシリーズへの復帰を計画している。

 ウィレン・エンジニアリング・レーシング(アクション・エクスプレス・レーシング)の31号車キャデラックDPi-V.Rを同郷のピポ・デラーニとシェアするナッセは今週末、セブリング・インターナショナル・レースウェイで開催される2時間40分レースでマシンのコクピットに戻る予定だ。

 2018年に同チームでDPiクラスチャンピオンを獲得しているブラジル人は、デイトナ戦が行われたレースウイークの木曜日に新型コロナウイルスに感染していることが判明。このため、チームは急きょギャビー・チャベスをナッセの代役として起用することになった。

 7月14日に発表されたキャデラックの声明によると、ナッセは北米スポーツカーシリーズへの復帰を計画しているという。そしてそのためには、すでにパスしたIMSAのプロトコロルに加えて、ふたつのネガティブテストをクリアする必要があるとしている。

■好相性のセブリングで通算4勝目に期待するデラーニ

 ナッセと31号車キャデラックDPi-V.Rをシェアし2019年のセブリング12時間で総合優勝を飾ったデラーニは、今週土曜日に行われる2時間40分レースに向けて自信をのぞかせた。

「セブリングは僕の大好きなトラックなんだ。僕はここで多くの成功を収めてきた。過去4年間でセブリング12時間を3回勝っているんだ」と語ったデラーニ。

「しかし、今回は少し勝手が違うと思う。なぜなら12時間レースではなく、わずか2時間40分のレースだからね」

「戦略が大きな役割を果たすことは間違いないだろう。それはスプリントレースであろうとも、セブリングのような特殊なトラックでは決して容易ではない」

「僕たちは過去に成功を収めているため、勝利以外のことは期待していない。うまくいけば、ここからチャンピオンシップ争いを始めることができる。昨年優勝したこのトラックで、ふたたび勝利することに勝る喜びはないよ」