いよいよ7月18日(土)から、富士スピードウェイでスーパーGT第1戦富士『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』が開幕する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、スケジュールが大きく変更されたが、各チームとも感染拡大防止策を採りながら、7月18日午後の走行開始に向け、準備を進めた。

 本来であれば4月に開幕する予定だった2020年のスーパーGT。GT500クラスではクラス1規定が採用され、3メーカーが新たに開発したマシンたちの争いが展開される年で、GT300クラスも新車種や新たなタイヤメーカーなど、見どころが多いシーズンとなるはずだった。

 新型コロナウイルスの影響でカレンダーは大きく変更され、開催地も減るなかでいよいよ迎えたスーパーGT開幕だが、7月18日午後から予定される公式練習へ向け、7月17日にGTマシンたちが富士スピードウェイに到着した。ちなみに、タイムスケジュールも変更されていることから、この日サーキット入りしていないドライバーも多い。

 この日は終日雨が降るなか、各チームはピットでGTアソシエイションが定めたガイドラインに従い、感染拡大防止に努めながら準備を進めた。また、今回は無観客開催ということもあり、マシンにメッセージを記しているチームもある。

 確認できたところでは、昨年毎戦異なるリヤウイング翼端板の絵柄を用意していたMOTUL AUTECH GT-Rは、左側に『がんばろう/Let's Fight Together/#GOGONISSAN2020』、右側に『ありがとう/THANK YOU MEDICAL STAFF/#GOGONISSAN2020』という医療従事者への感謝を込めたメッセージを翼端板に入れた。

 また、ノーズ部分に『Racing together with you!』というメッセージを入れたのはHOPPY Porsche。今回現地で観戦できないファンへのメッセージとして入っているが、この文言を考えてくれたのは、新型コロナウイルス感染のため入院中で、今回実況を務めることができないサッシャが考えてくれたものだという(イコール、病状も落ち着いているということだ)。『with you』にはサッシャも含まれていると土屋武士監督は語った。

 この日は雨の中ながら、スーパーGTでは初めてとなるメインストレート上で参戦する全車を集めた撮影も行われた。写真、動画で撮影され、これまでにないシーンを楽しむことができる。

 週末は天候も不順で、かつ新たな戦力図のなかでまったく予想できないレースが展開されそう。J SPORTSで中継を楽しみたいところだ。