GT3カー/GT4カーで争われるGTワールドチャレンジ・アジアを運営するSROモータースポーツ・グループは9月16日、2020年シリーズについて新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催を断念し、2021年に全6戦を開催するために注力すると発表した。

 GTワールドチャレンジ・アジアは、ブランパンGTシリーズ・アジア時代から日本をはじめタイ、マレーシア、中国等でシリーズを開催してきたが、新型コロナウイルスの影響により2020年のカレンダーを相次いで改定。6月の時点で日本での2戦の開催を断念し、マレーシアのセパンと中国での2戦の開催を予定していた。

 しかし、新型コロナウイルスの影響による各国での特有の社会的、あるいは旅行の制限、さらにこれらの影響にともなう物流の複雑さなどから、アジア圏でのシリーズ開催を断念。2021年に日本、中国、マレーシア、タイで6レースを開催するべく注力し、すでにいくつかの日程が確保されているという。

「チーム、ドライバー、パートナー、プロモーター、スポンサーの揺るぎない決意にも関わらず、残念ながら今年はアジアでレースが開催できないことになってしまった。当然ながら、私は大いに失望している」とSROモータースポーツ・グループのステファン・ラテル。

「しかし、カスタマーたちとともにGTワールドチャレンジ・アジアの名をふたたび上げられるであろう2021年を楽しみにしている。チームとドライバーの熱意は薄れておらず、アジアのシリーズはかつてないほど大きく、より良いものになるはずだ」

 GTワールドチャレンジ・アジアの2021年のカレンダーは10月に発表される予定とされている。また、今季の『GTワールドチャレンジ』は、ヨーロッパとアメリカでのマニュファクチャラーの結果に基づくという。