10月10日現地時間午後3時、第11戦アイフェルGPの予選が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。

 前日とは打って変わって晴天に恵まれてフリー走行3回目が行われ、1時間の走行のみで予選へ。しかし気温は9度と極めて低く、路面温度も18度に留まっている。風は3.6m/sと強く、降水確率は40%。

 レーシングポイントはランス・ストロールが体調不良を訴えたため第4戦イギリスGPと第5戦70周年記念GPに続いてニコ・ヒュルケンベルグに白羽の矢を立て、PCR検査で陰性結果が出たことで予選からヒュルケンベルグの出走が認められた。

 Q1は各車がソフトでコースインし、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)だけがミディアムで1回目のアタックに臨む。ヒュルケンベルグは1分32秒台から習熟走行を進めていく。

 まずトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)で1分26秒319。2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)は0.254秒差、3番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)は0.384秒差、4番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が0.538秒差でつけ、アレクサンダー・アルボンは5番手となった。

 残り3分半で上位4台以外が2回目のアタックに入り、ハース勢が先陣を切って2回目のアタックを行いケビン・マグヌッセンが6番手に浮上。路面の向上シロが大きいことを示すなかでロマン・グロージャンはターン4でトラックリミット違反を犯してタイムを削除されてしまい、もう一度アタックし直してタイムを更新したものの16番手でQ1敗退となった。

 ヒュルケンベルグもソフトタイヤでアタックするがターン6でロックアップしタイムロス。2回目のアタックでもターン6とターン13でロックアップして予選20番手に終わった。

 17番手・18番手のウイリアムズ勢、このレースで史上最多出場を更新するキミ・ライコネンが19番手でQ1敗退となった。

 Q2ではメルセデスAMG勢が早々にコースイン。ミディアムタイヤを履いてクリーンエアでアタックを行う。フェラーリ勢とダニエル・リカルド(ルノー)もミディアムタイヤをチョイスしたが、レッドブル勢はソフトでアタックに向かう。

 ここでもソフトタイヤのフェルスタッペンが1分25秒720のトップタイムを記録。ミディアムのハミルトンに0.463秒差を付けた。ソフトのアルボンも0.565秒差の3番手。4番手ランド・ノリス(マクラーレン)、5番手エステバン・オコン(ルノー)、6番手カルロス・サインツJr.(マクラーレン)、7番手ペレスという順で、一方でボッタスはターン7出口でワイドになってタイムロスを喫し1.234秒差の8番手となった。ターン11の出口で僅かに縁石の外まで膨らんだセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は11番手。

 残り6分半でメルセデスAMG勢がソフトタイヤを履いて2回目のアタックへ。ボッタスだけでなくハミルトンもここでタイムを更新して1分25秒390を記録し、メルセデスAMG勢は決勝のソフトタイヤスタートを選んだ。

 フェラーリ勢とリカルドもソフトタイヤで2回目のアタックへ入り、ルクレールは5番手に浮上したもののベッテルは11番手でQ2敗退。12番手ピエール・ガスリー、13番手ダニール・クビアトとアルファタウリ勢もここで姿を消し、14番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、15位マグヌッセンというQ2敗退となった。

 Q3は各車ともソフトタイヤでアタックに入るが、マクラーレン勢、ルノー勢は中古ソフトでの走行。

 ハミルトンはターン1でリヤが流れてタイムロスを喫してQ2の自己ベストより遅く、ボッタスの後塵を拝する。ここでトップに立ったのはフェルスタッペンで1分25B744。2番手ボッタスは0.068秒差、3番手ハミルトンは0.081秒差、アルボンが0.541秒差の4番手に続く。残り5分でペレスが単独走行でアタックを行ない、6番手タイムを記録した。

 風が強まってコンディションが悪化するなか、最後のアタックでハミルトンは1分25秒525を記録するが、ボッタスは全セクターでベストタイムを刻んでハミルトンに0.256秒差を付ける1分25秒269でポールポジションを奪い取った。フェルスタッペンは自己ベストを並べたものの0.293秒届かず3番手。

 4番手にはルクレールが飛び込み、アルボンは0.012秒差で5番手。6番手リカルド、7番手オコン、8番手ノリス、9番手ペレス、10番手サインツJr.という予選結果となった。