フェラーリのカスタマーチームであるスクーデリア・コルサは北米のスポーツカーシリーズ、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTデイトナ(GTD)クラスに引き続き参加し、2021年1月のデイトナ24時間でライアン・ブリスコーを起用することを確認した。

 元インディカードライバーで、その後はフォードワークスドライバーとしてフォードGTを駆り、2020年にはDPiクラスの“強豪”ウェイン・テイラー・レーシングから北米耐久シリーズに参戦したブリスコー。このオーストラリア人は来年1月27〜31日に、フロリダ州デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われるデイトナ24時間で63号車フェラーリ488 GT3 Evoをドライブする。

 スクーデリア・コルサは24日にチームのドライバーラインアップを発表し、ブリスコーの他にブレッド・カーティス、マルコス・ゴメス、2019年にエド・カーペンター・レーシング・スクーデリア・コルサからNTTインディカー・シリーズに参戦したエド・ジョーンズという面々が同じフェラーリに乗り込むことを明らかにしている。

「フェラーリでGTDクラスに参戦することは、僕にとって新しいチャレンジになる」と語るのは、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの『インディアナポリス8時間』で、すでにGT3仕様のフェラーリをドライブしているブリスコー。

「(このオファーをもらい)とても感謝しているし、チームの勝利のために自分の役割を果たすつもりだ。数週間後に訪れるトラックでの走行が待ち遠しいよ」

 これまでのところ今回の発表が過去数年間、ウェザーテック・レーシングのフェラーリを投入してきたスクーデリア・コルサによって確認された唯一のエントリーであり、同チームがレッドとネイビーのカラーリングを施すマシンのゼッケンは慣れ親しんだ「63」となっている。

 Sportscar365は以前、ウェザーテックの御曹司であるクーパー・マクニール率いるチームが2021年に向けてGTル・マン(GTLM)クラスへの移行を評価していると報じたが、決定はまだ保留中のようだ。

 一方、チームオーナーのジャコモ・マッティオリは、木曜日に発表された新たなラインアップは「ロレックス24(・アット・デイトナ)で成功するための経験、スピード、熱意」があると感じていると語った。

「このレースは勝者を選ぶが、そのための準備をしなければならない」とマッティオリ。

「チームはレースに復帰するためにオフシーズン中、ずっと準備をしてきた。パートナーであるトタル、エアロ、パシフィック・ウエスタン銀行もデイトナに戻れることに興奮しているんだ」

「2021年は希望に満ちていると感じており、ポジティブな勢いを利用したいと思っている」

 なお現在までのところ、スクーデリア・コルサからデイトナ以外のレースに参加する旨はアナウンスされていない。