日本唯一のモータースポーツ写真家協会である『日本レース写真家協会(JRPA)』は、1971年の創立から50周年となることを記念し、さまざまな企画を行ってきたが、1月12日、『JRPA50周年記念モータースポーツ写真コンテスト』のグランプリ作品を発表した。

 国内外で活躍するモータースポーツフォトグラファーの協会であるJRPAは、2016年から毎年アマチュアフォトグラファーを対象としたモータースポーツ写真コンテストを開催しており、非常に多くの参加がある。

 今回、JRPAは創立50周年を記念し『JRPA50周年記念モータースポーツ写真コンテスト』として、募集の対象を1971年から2020年までに撮影された写真に広げ公募してきたが、その中から、会員59名によるオンライン投票でコンテストを実施。50周年グランプリが選出された。

 50周年グランプリとして選ばれたのは、小川良文さんによる作品『オーバーテイク』。1976年に日本で初めて開催されたF1公式戦『F1世界選手権 in ジャパン』で撮影されたものだ。雨の富士スピードウェイで開催されたレースは、F1の歴史、そして国内モータースポーツの歴史に残るさまざまな名シーンがあったレースだが、この写真は、ヒーローズからスポット参戦し、激走をみせた星野一義(ティレル007・フォード)が、ヨッヘン・マス(マクラーレンM23・フォード)をオーバーテイクする、歴史的にも意義ある瞬間を写したものだ。

 グランプリを受賞した小川さんには、キヤノンEOS kiss M2 ダブルレンズキットが賞品として贈られるほか、2月9日(火)から東京都港区のキヤノンギャラリーSで開催される『日本レース写真家協会 50周年写真展』でも会場に展示される。