1月19日、静岡県の富士スピードウェイで、2021年初めてとなるスーパーGT GT500クラスの3メーカー合同テストがスタートした。このテストには11台のGT500マシンが参加し、2021年開幕に向けて走行をスタートさせた。

 2020年11月にシーズンを終えたスーパーGT。そこから約2ヶ月弱を経て、いよいよ2021年のGT500クラスの本格的なテストが幕を開けた。すでにホンダ、ニッサンからGT500体制が明らかにされているが、この日スタートしたテストでは、各メーカーとも厳しい新型コロナウイルス感染拡大防止策を採りながら、11台のGT500車両が参加した。

 今回参加した11台のうち、1月15日に2021年の参戦体制を発表したホンダは、カーナンバー99をつけた開発車、ディフェンディングチャンピオンであるTEAM KUNIMITSUの1号車STANLEY NSX-GT、今季は日立AstemoカラーとなるAstemo REAL RACINGの17号車Astemo NSX-GT、ARTAの8号車ARTA NSX-GTという4台が参加した。

 このうち1号車STANLEY NSX-GTは、1月18日に発表された新たなカラーリングで走行。山本尚貴がステアリングを握った。牧野任祐は自身のSNSで公表しているとおり、サーキットには姿をみせているものの、ドライブはしていない。まだケーヒンカラーのままの17号車Astemo NSX-GTは塚越広大がドライブした。また野尻智紀が8号車ARTA NSX-GTと99号車を双方ドライブ。その間は福住仁嶺が8号車をドライブしていた。

 一方、1月18日に発表されたニッサン勢は、ニスモ開発車両の230号車が、新しいニッサンロゴをまとって姿をみせた。この車両だけが今回の走行でミシュランタイヤを履いており、1月19日はロニー・クインタレッリと平手晃平がステアリングを握っているシーンが確認できた。

 そしてもう1台のGT-Rは、ブリヂストンを履くTEAM IMPULの12号車。すでに発表されているとおり、松下信治が加入したが、この日は平峰一貴とともに松下も白いスーツ、ヘルメットでGT-Rをドライブしている。

 一方まだ体制が発表されていないGRスープラ勢は、ブリヂストンを履いた5台が参加した。トムスの36号車、37号車、セルモの38号車、サードの39号車は2020年のカラーリングのまま。また、ルーキーの14号車も登場したが、こちらはカーボンブラックにカーナンバーとブリヂストンロゴ、GRスープラロゴだけをつけた状態で登場した。これらの車両のなかには2020年までと異なる車両に乗り込んでいるドライバーがおり、発表を楽しみに待ちたいところだ。

 この日は10時から12時05分までの午前の走行では、セルモの38号車にトラブルがあり長くピットに入っていたものの、その他は14時から16時までの午後の走行まで各車に大きなトラブルはなく、17号車Astemo NSX-GTが午前、午後ともトップタイムをマークし、2021年最初のテスト初日を終えた。