現地時間2月6日(土)〜7日(日)、2021年F3アジアチャンピオンシップ第3戦がアブダビのヤス・マリーナサーキットで開催。岩佐歩夢(ハイテックGP)はレース1が6位、レース2は10位、レース3は7位だった。

 シーズン唯一の連戦として第2戦に引き続きヤス・マリーナサーキットを舞台にレースが開催。予選は昨日に比べて風が強く、遠方を見渡すと砂漠地帯特有の茶色い空色に。

 天候は晴れのドライコンディションで行われた予選。岩佐は1回目を7番手タイムをマーク、ハイテック勢の中ではロイ・ニッサニーに次ぐ記録で、2回目も全体7番手でこちらはチーム最速となった。なおハイテック勢は前回よりも善戦するが他のアジアチームよりも苦戦模様に変わりはない。

 午前中の黄砂も落ち着き、レース1は土曜の15時35分にスタート。ホールショットを奪ったのは予選2番手のピエール・ルイ・ショベール(ピナクル・モータースポーツ)で、岩佐も7番グリッドからライバルを追っていく。

 途中スピンしたマシンがコース上にマシンを止めたためセーフティカー(SC)が入り、解除後に岩佐は順位をひとつ上げることに成功。ショベールは後続と3.8秒差をつけて今季3勝目となるトップチェッカー、岩佐は6位でレースを終えている。

 なおハイテック勢最上位となる5位だったロイ・ニッサニーはショベールの15.907秒遅れでフィニッシュ。またベストタイムを見てもハイテック最速はニッサニーの8番手で、マシンとサーキットのミスマッチが露呈した。

 ベストラップ順でグリッドから決まるレース2は日曜の10時20分にスタート、11番グリッドからスタートした岩佐は1周目の第3セクターで3台に交わされ14番手へドロップしてしまった。

 その後2度SCが導入され最終的に6台が離脱する荒れた展開に。2度目のSCが解除されたラップで岩佐はターン11への進入でサイドバイサイドを繰り広げる2台をイン側に見ながら大外刈りを仕掛ける。

 ブレーキングでの追い抜きは不発に終わるもその直後、目の前を走るこの2台がが接触。この状況を巧みに走り抜けて10位フィニッシュした。なおレース2はポールスタートのショベールが制し2連勝を決めている。

 そしてレース3は14時25分に開始。岩佐は7番グリッドから発進するも出遅れ後退、直後に前を行く2台が交錯しリタイアしたことで7番手を取り戻す。なおマシン回収のためにSCが導入された。

 SC解除後は大きな混乱もなくポールスタートのユアン・ダルバラ(ムンバイ・ファルコンズ)が3勝目。岩佐は7位でフィニシュしポイントランキングは岩佐が58ポイントで7番手。首位は156ポイントのショベールとなっている。

 相性の悪いアブダビでのレースが続いたハイテック勢にとって、2月13日〜14日に行われる次戦ドバイでは巻き返しを図りたいところ。開幕戦では上位入賞を果たしており、その走りに注目したい。