ロマン・グロージャンは、ハースとのビジネスを再開した。今回は自身のeスポーツチームである『R8G Esports』を通じて、ハースのeスポーツの運営担当マネージャーとなるのだ。

 グロージャンは、2016年のハース創設時から2020年まで同チームから98回のグランプリレースに参戦した。しかし昨年11月の第15戦バーレーンGPで起きた恐ろしい事故で軽傷ながらも手に火傷を負い、最終戦アブダビGPにおけるチームとの最後の舞台を逃すことになってしまった。

 今シーズンはデイル・コイン・レーシングからインディカーに参戦するグロージャンだが、34歳の彼は自身のeスポーツチームであるR8Gのおかげで、ハースとの繋がりを維持することになる。R8Gは17人のプロシムレーサーを擁し、iRacing、rFactor2、アセットコルサなど様々なオンラインプラットフォームで競っている。

「今年、ウラルカリ・ハースF1チームのF1 Esports Pro Series参戦をR8G Esportsを通じて運営することをとてもうれしく思う」とグロージャンは語った。

「eスポーツに1年間関わっているが、僕たちのチームはとてもうまくやっていると思うよ。僕にとってこの分野でハースF1を支援できること、そしてともにレースができることは素晴らしい話だ」

「言うまでもなく、僕たちがともに作り上げてきたことを継続するというクールなことなんだ。だから最初のレースや、eスポーツの競争において何をともに築いていけるかということを、とても楽しみにしている」

 ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、バーチャルの世界でハースがグロージャンと協業できることをとても嬉しく思っている。

「ロマンのeスポーツに対する情熱や、R8G Esportsによる専門知識を、我々がF1 Esports Pro Seriesへ参加するのに活用できることをとても喜ばしく思う」とシュタイナーは語った。

「昨シーズンからの参加という点において、これは我々にとって重要なステップアップとなる。eスポーツ環境のニーズを本当の意味で理解し、我々のプログラムを次のレベルに引き上げてくれるようなグループと提携していると認識している」

「我々は過去のF1 Esports Pro Seriesで、いくつか忘れられないポイントフィニッシュの経験があり、今シーズンのバーチャルGPシリーズでは優勝している。この調子を今シーズンのF1 Esports Pro Seriesで、R8G Esports指揮のもと維持できたら素晴らしいことだ」

 ウラルカリ・ハースF1チームESportsのドライバーラインアップの詳細は、今年の後半に発表される予定だ。