6月2日、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、平川亮が今月15〜17日にポルトガル、ポルティマオ・サーキットで行われるTGR WECチームの走行テストに参加することを発表した。

 トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(現TGR-DC)出身で、2017年に史上最年少でスーパーGTシリーズチャンピオンとなった平川は、2021年シーズンも国内最高峰シリーズの全日本スーパーフォーミュラ選手権、ならびにスーパーGT GT500クラスに参戦中。スーパーフォーミュラではcarenex TEAM IMPUL、スーパーGTにはTGR TEAM KeePer TOM’Sから出場し、昨年惜しくも逃した両シリーズのタイトル獲得を目指している。
 
 そんな平川がWEC世界耐久選手権を戦うTGR WECチームに合流し、6月11〜13日に行われるWEC第2戦ポルティマオ8時間レース後の15日から17日にかけて、ポルトガルで行われるトヨタGR010ハイブリッドの走行テストに参加することになった。

 平川はスーパーGTでチャンピオンを獲得する前年の2016年から2年間、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦した経験を持ち、“世界三大レース”のひとつに数えられるル・マン24時間レースにもLMP2チームから出場した。

 TGRは今回の走行テストへの参加を通じ、彼が将来につながる多くの経験を積むことを期待している、としている。
 
 なお、ポルティマオでのテストに臨むことに関連し、新型コロナウイルス感染症に係る水際対策措置として帰国後14日間の自宅待機が求められることから、平川は6月19〜20日にスポーツランドSUGOで開催されるスーパーフォーミュラ第4戦SUGOへの出場が不可能となる。carenex TEAM IMPULは同ラウンドにおいて20号車の代役に高星明誠を起用することを発表した。