全日本ロードレース選手権第4戦筑波特別スポーツ走行2日目も朝から快晴となり最高気温は32度、路面温度は56.5度まで上がり真夏のような暑さとなった。いきなり暑くなったため、厳しい暑さもさることながら、急にフィーリングが変わってしまい、そこに対応するために各ライダーは苦労していた。

 そんな厳しいコンディションの中、転倒したライダーも多く、ST1000クラスでは、1本目に最終コーナー進入で渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)が転倒。2回目でも数台がクラッシュし、好調の豊島怜(speedHeartDOGFIGTHRACINGYAMAHA)もセッション終盤にアタック中に最終コーナーで転倒し赤旗が提示される。渡辺も豊島も大きな怪我はなくひと安心と言ったところだ。

 2日目もトップタイムを記録したのは、榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)

「2本目は、とにかく路面温度が高く、タイヤのインフォメーションが変わっていたので見極めながらの走行でしたが、ベストと同じようなタイムを4周記録できました。事前に用意していた項目、現場で起きた問題など、いろいろテストをこなすことができ、タイム以上に実際に走って感じられたことが大きな収穫になりました。いろいろなシチュエーションに対応できる体制が整ったと思います」と榎戸は、レースに向けて自信のコメント。

 2番手の岡本裕生(bLUcRUニトロレーシング51YAMAHA)も1本目に56秒台に突入。路面温度の上がった2本目にはロングランを行い、そのなかで56秒605をマークした。

「筑波には苦手意識があるのですが、ロングランで56秒台に入れることができましたし、いいフィーリングを得ることができました。昨日の2本目でダメ出しができたことも大きかったですね。天気予報は微妙ですがレースウイークは、ぜひフルドライで走りたいです」と岡本。

 56秒台に入れたのは、榎戸と岡本のみ。レースウイークも、このふたりがセッションをリードしていきそうだ。

 3番手には、57秒052の南本宗一郎(AKENO SPEED・YAMAHA)、4番手に57秒119の前田恵助(bLUcRU伊藤レーシングBORGヤマハ)とヤマハ勢が続いた。

「今回のテストで初めてヤマハ+KYB+ダンロップという組み合わせで筑波を走りました。最初は、自分自身の求めているフィーリングとかけ離れていたので、データを見ながらすり合わせていきました。ツインリンクもてぎ、SUGOと車体も煮詰まってきていますが、まだまだ課題が残っているので、レースウイークにしっかり合わせ込んでいきたいですね」と前田。

 津田拓也(WestPower SUZUKI)が57秒143でスズキ最上位の5番手。6番手に57秒178の作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)、7番手に57秒331の豊島、8番手に57秒333の星野知也(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)、9番手に57秒354の渡辺、10番手に57秒476の渥美心(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)と僅差で続く結果となった。

 ST600クラスは、國峰啄磨(TOHO Racing)が58秒012でトップタイム。

「初日に57秒台に入っていましたし、路面温度が上がっていても、一昨年の自己ベストまではいきたかったですね。ただ、ロングランも行い、いいアベレージで走ることができたので、マシンは、いいレベルに仕上がって来ていると思います。チームのおかげで走ることに集中できていますし、あとは自分自身が、どう合わせていけるかですね」と國峰。

 2番手には、58秒230で荒川晃大(MOTO BUM HONDA)が続いた。3月の筑波選手権で57秒412を記録しているが、急激に暑くなった路面コンディションに苦戦したと語っていた。

 3番手に58秒318の埜口遥希(MuSASHi RT HARC-PRO.)、4番手に58秒405の長尾健吾(NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん)、5番手に58秒408の鈴木光来(MOTO BUM HONDA)と僅差で続いた。

 J-GP3クラスも初日に続き小室旭(Sunny moto Planning)が1本目にベストタイムを更新。1分00秒016で連日のトップタイムとなった。

「使うタイヤも選ぶことができましたし、抱えている問題点の解決策も絞れたので、いいテストになりました」と小室。

 1分00秒161で2番手につけた尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)は、2日目も2本目でトップタイムを記録した。

「いろいろなセットを試すことができたので、充実したテストになりました。調子もよくなってきているのでレースウイークに、しっかり勝負したいですね」と尾野。

 今回も小室と尾野がセッションをリードしたが、3番手の細谷翼(realize racing team)が1分00秒275、4番手の木内尚汰(TEAM PLUSONE)が1分00秒407と、その差を詰めてきているだけに、トップ争いに絡んでいきたいところだ。

 MFJ CUP JP250は、篠崎佐助(TEAM TEC2 & YSS)が1分05秒340でトップ。2番手の石井千優(千葉北ポケバイコースTeamN-PLAN)が1分05秒341と僅か0.001秒差で続いた。6番手まで1分05秒台を記録しただけに、本番は、どこまでタイムを縮めて来るか!?

■ST1000 フリー走行1回目
Pos.No.RiderTeamMotorcycleTime139岡本裕生bLUcRUニトロレーシング51YAMAHAヤマハYZF-R156.929240南本宗一郎AKENO SPEED・YAMAHAヤマハYZF-R157.052338前田恵助bLUcRU伊藤レーシングBORGヤマハヤマハYZF-R157.11945榎戸育寛SDG Motor Sports RT HARC-PRO.ホンダCBR1000RR-R57.12953作本輝介Astemo Honda Dream SI RacingホンダCBR1000RR-R57.26066星野知也TONE RT SYNCEDGE4413 BMWBMW S1000RR57.333747豊島怜speedHeartDOGFIGHTRACINGYAMAHAヤマハYZF-R157.361814渥美心TONE RT SYNCEDGE4413 BMWBMW S1000RR57.476937渡辺一馬Astemo Honda Dream SI RacingホンダCBR1000RR-R57.495107津田拓也WestPower SUZUKIスズキGSX-R1000R57.5001143村瀬健琉Team TKRスズキGSX-R1000R57.522124藤田拓哉JDS DOGFIGHTRACING・YAMAHAヤマハYZF-R157.5251341和田留佳RS-ITOH ☆FirstStarカワサキZX-10RR57.7911419新庄雅浩AUTOBOY☆FirststarカワサキZX-10RR58.0251517谷本音虹郎speedHeartDOGFIGHTRACINGYAMAHAヤマハYZF-R158.0961612長谷川聖Team KAGAYAMA powerdby YOSHIMURAスズキGSX-R100058.1471718柴田義将OGURA CLUTCH with RIDE IN+TPFSヤマハYZF-R158.2071821松川泰宏モトバム+サイ・パートナーズホンダCBR1000RR-R58.4301944梶山知輝RankUp ApriliaアプリリアRSV4 RF LE58.6442046鈴木孝志OGURA CLUTCH with RIDE IN+TPFSヤマハYZF-R159.1312131中澤孝之DOGFIGHTRACING・YAMAHAヤマハYZF-R159.178221伊藤和輝日本郵便HondaDream TPホンダCBR1000RR-R59.2102348坂本崇41planning oguracluch rideinヤマハYZF-R159.3992425ジェゲデ・ゼカライヤRank Up Aprilia TTP RacingアプリリアRSV4 RF59.9132529武田数馬浜松チームタイタンスズキGSX-R1000R1’00.562

■ST1000 フリー走行2回目
Pos.No.RiderTeamMotorcycleTime15榎戸育寛SDG Motor Sports RT HARC-PRO.ホンダCBR1000RR-R56.474239岡本裕生bLUcRUニトロレーシング51YAMAHAヤマハYZF-R156.60537津田拓也WestPower SUZUKIスズキGSX-R1000R57.143440南本宗一郎AKENO SPEED・YAMAHAヤマハYZF-R157.14953作本輝介Astemo Honda Dream SI RacingホンダCBR1000RR-R57.178647豊島怜speedHeartDOGFIGHTRACINGYAMAHAヤマハYZF-R157.331737渡辺一馬Astemo Honda Dream SI RacingホンダCBR1000RR-R57.354843村瀬健琉Team TKRスズキGSX-R1000R57.62494藤田拓哉JDS DOGFIGHTRACING・YAMAHAヤマハYZF-R157.6361014渥美心TONE RT SYNCEDGE4413 BMWBMW S1000RR57.650116星野知也TONE RT SYNCEDGE4413 BMWBMW S1000RR57.6601238前田恵助bLUcRU伊藤レーシングBORGヤマハヤマハYZF-R157.7461312長谷川聖Team KAGAYAMA powerdby YOSHIMURAスズキGSX-R100058.0131417谷本音虹郎speedHeartDOGFIGHTRACINGYAMAHAヤマハYZF-R158.1381519新庄雅浩RS-ITOH☆FirststarカワサキZX-10RR58.2091641和田留佳RS-ITOH ☆FirstStarカワサキZX-10RR58.2211744梶山知輝RankUp ApriliaアプリリアRSV4 RF LE58.5921818柴田義将OGURA CLUTCH with RIDE IN+TPFSヤマハYZF-R158.7041946鈴木孝志OGURA CLUTCH with RIDE IN+TPFSヤマハYZF-R158.9222021松川泰宏モトバム+サイ・パートナーズホンダCBR1000RR-R59.1372125ジェゲデ・ゼカライヤRank Up Aprilia TTP RacingアプリリアRSV4 RF59.3282231中澤孝之DOGFIGHTRACING・YAMAHAヤマハYZF-R159.4862348坂本崇41planning oguracluch rideinヤマハYZF-R159.6602429武田数馬浜松チームタイタンスズキGSX-R1000R1’00.888