DTMドイツ・ツーリングカー選手権は、6月18〜20日にイタリア・モンツァで開催する2021シーズン開幕戦のエントリーリストを6月16日付けで更新。アウディ、BMW、メルセデスAMG、フェラーリ、ランボルギーニの5メーカー・19台のマシンが名を連ねている。

 2020年までのClass1規定から、FIA GT3車両を用いたレースへと大変革を遂げる2021年のDTM。ホッケンハイム、ラウジッツリンクと2回のシーズン前テストを終え、いよいよ今週末にイタリアでの開幕戦を迎えることとなった。

 シリーズは4月に暫定エントリーリストを発表しているが、その後リストにはいくつかの変更が見られる。

 既報のとおり、ドイツのT3モータースポーツがランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoでシリーズデューを果たす。当初は19歳のエステバン・ムースを起用しての1台体制が発表されていたが、最近になってエスミー・ホウキーが2台目のドライバーとしてアナウンスされた。

 また、日程の重複するABB FIAフォーミュラE世界選手権においてメルセデスのリザーブドライバー兼アドバイザリー任務を担うため欠場するゲイリー・パフェットに代わり、2013年のスパ24時間覇者で、2016年にはブランパンGTシリーズのオーバーオール・タイトルを獲得しているマキシミリアン・ブークが、メルセデスAMG・チーム・ミュッケ・モータースポーツの18号車メルセデスAMG GT3をドライブすることが明らかになった。

 ブークは現在、HTPウインワード・レーシングのメルセデスAMG GT3をADAC GTマスターズでドライブしている。また同じ理由により、7月のラウジッツリンク戦でもブークが18号車をドライブする。

 なお、エントリーリスト上に示されるように、アレックス・アルボンとアルファタウリ・AFコルセのマシンをシェアして参戦するニック・キャシディ、そして今季は3イベントのみの参戦を表明しているJPモータースポーツのマクラーレン720S GT3は、モンツァの開幕ラウンドには出場しない。

 参戦車両が改められても、1ドライバーによるスプリントレースというDTMの特徴に変更はない。レースウイークは金曜日に2回のプラクティスが行なわれ、土曜日にレース1の予選と決勝、日曜日にレース2の予選と決勝が行なわれるスケジュールとなっている。

■2021 DTMドイツ・ツーリングカー選手権 エントリーリスト(6月16日時点)
No.DriverNat.TeamCar3ケルビン・ファン・デル・リンデRSAアプト・スポーツラインアウディR8 LMS4マキシミリアン・ゲーツGERメルセデスAMG・チームHRTメルセデスAMG GT35ヴァンサン・アブリルMONメルセデスAMG・チームHRTメルセデスAMG GT38ダニエル・ジュンカデラESPメルセデスAMG・チーム・グループエム・レーシングメルセデスAMG GT39マイク・ロッケンフェラーGERアプト・スポーツラインアウディR8 LMS10エステバン・ムースBELT3モータースポーツランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo11マルコ・ウィットマンGERワーケンホルスト・モータースポーツBMW M6 GT312デフ・ゴアUSAチーム・ロズベルグアウディR8 LMS15クリスチャン・クリエン*AUTJPモータースポーツマクラーレン720S GT316ティモ・グロックGERローヴェ・レーシングBMW M6 GT318ゲイリー・パフェット*GBRメルセデスAMG・チーム・ミュッケ・モータースポーツメルセデスAMG GT318マキシミリアン・ブークGERメルセデスAMG・チーム・ミュッケ・モータースポーツメルセデスAMG GT322ルーカス・アウアーAUTメルセデスAMG・チーム・ウインワードメルセデスAMG GT323アレックス・アルボンTHAアルファタウリ・AFコルセフェラーリ488 GT3 Evo26エスミー・ホウキーGBRT3モータースポーツランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo30リアム・ローソンNZLレッドブル・AFコルセフェラーリ488 GT3 Evo31シェルドン・ファン・デル・リンデRSAローヴェ・レーシングBMW M6 GT336アルジュン・マイニINDメルセデスAMG・チーム・ゲットスピードメルセデスAMG GT337ニック・キャシディ*NZLアルファタウリ・AFコルセフェラーリ488 GT3 Evo51ニコ・ミューラーSUIチーム・ロズベルグアウディR8 LMS57フィリップ・エリスSUIメルセデスAMG・チーム・ウインワードメルセデスAMG GT399ソフィア・フローシュGERアプト・スポーツラインアウディR8 LMS
*=モンツァ戦には参戦せず