2021年F1オーストリアGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは優勝、セルジオ・ペレスは6位だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは9位、角田裕毅は12位という結果だった。

 フェルスタッペンは3連勝、今季5勝目を飾った。レッドブルは5戦連続で優勝を獲得しており、ホンダにとっては1988年以来の5連勝にあたり、F1通算84勝目を達成した。

 フェルスタッペンはポールポジションから2回ストップで走行、71周すべてをリードし、ファステストラップも記録して優勝、F1キャリア初のグランドスラムを成し遂げた。

 ペレスは3番グリッドからスタート、序盤にランド・ノリス(マクラーレン)とのバトルのなかでコース外に押し出される形になり、10番手に後退。その後、ペレスはシャルル・ルクレール(フェラーリ)とのバトルで、ルクレールをコース外に押し出したとして、5秒のタイムペナルティ+ペナルティポイント2を2回科された。ペレスは5位でフィニッシュ、ペナルティで6位に降格された。

 ガスリーは6番グリッドからスタート、2回ストップで9位を獲得、アルファタウリのここまでシーズン全戦入賞に貢献している。

 角田は7番グリッドから2回ストップで走るなかでピットレーンに入る際に白線をまたぐというミスを2回犯し、5秒のタイムペナルティ+ペナルティポイント1を2回受けた。

 第9戦終了時点で、レッドブル・レーシング・ホンダとフェルスタッペンは、コンストラクターズおよびドライバーズ選手権で2位メルセデスおよびルイス・ハミルトンとのギャップをさらに拡大し、リードを維持している。

 今回の表彰台では、フェルスタッペンとともに、田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクターが登壇した。

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日のオーストリアGP決勝は、フェルスタッペン選手がポール・トゥ・ウインで見事に優勝。自身の3連勝とともに、レッドブル・レーシング・ホンダにとっての5連勝を達成することができました。

 ポールポジションからスタートしたフェルスタッペン選手は、先週に続いて完璧にレースをコントロール下に置き、レッドブルにとってのホームレースで連勝という、またひとつ記憶に残る勝利を挙げてくれました。いつもながら素晴らしいパフォーマンスだったと思います。

 チームメイトのペレス選手は接触により10番手までポジションを落とし、ポジション回復のバトルの中で10秒ペナルティを科される苦しいレースとなりました。最後までプッシュし続け、6位入賞はいい結果だと考えています。

 スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台はガスリー選手が6番グリッド、角田選手が7番グリッドという好位置からスタートしたのですが、レースペースが上がらず厳しいレースとなりました。粘り強くレースを続け、ガスリー選手が9位入賞、角田選手はペナルティもあり12位に終わり、週末を通して見せていた速さからすると、残念な結果になりました。

 フランスGPからの3連戦を終え、次戦はホンダ、レッドブル・レーシングともに拠点を置く地元、英国シルバーストンでのレースになります。ここまでのいい流れを維持して、また十分に準備をして臨みたいと思います。