KCMGは、世界中の主要な耐久レースで勝利を収めるという香港の旗を掲げたチームの野心の一環として、2022年のロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間)で、新しいGTDプロクラスに参戦することを計画している。

 チーム・プリンシパルのフィリップ・チャリソーによれば、2015年のル・マン24時間LMP2優勝チームは、少なくとも1台のポルシェ911 GT3 RをIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の新しいファクトリーバック・カテゴリーに投入することを目標としている。

 このプログラムに参加するドライバーはまだ発表されていないが、ポルシェ・ワークスのドライバーたちが加わることになるだろう。

 KCMGは今週末、ベルギーで行われるトタルエナジーズ・スパ24時間レースに、ポルシェのローレンス・ファントール、元ポルシェワークスドライバーのニック・タンディ、元アストンマーティン・ワークスのエースであるアキシム・マルタンらを起用し、ポルシェの2台体制を敷いて参戦する。

■GTDプロクラスの先に見据えるポルシェLMDhでのル・マン復帰

 チャリソーによるとプログラムはデイトナ24時間のみに限られ、この開幕戦以外の他のウェザーテック・スポーツカー選手権のレースに参加することは計画されていないという。

「KCMGは来年1月のデイトナ24時間レースのGTDプロクラスにクルマを持っていく予定だ」とフランスのモータースポーツ情報サイト、Endurance-Infoに語ったチャリソー。

「クルマの台数とドライバーはまだ確定していない」

「2022年のことはスパ24時間の後で考える。また、我々はニュルブルクリンク24時間ではポルシェと一緒に3年目を迎える必要があるんだ」

「このアイデアのつながる先にル・マン24時間レースに戻り、総合優勝を目指すことがあるのは明らかだ。いつ、誰と、どのように、それはまだ決まっていない」

 チャリソーは、チームオーナーであるポール・イップの野望にはLMDhも将来的に含まれる可能性があると述べたが、それは長期的な目標であることを強調した。

「ポルシェと協力してLMDhカーを走らせることは理にかなっている」と彼は言った。

「最初からそこにいるのが良いいのか、それとも少し待つのが良いのか分からなくても、さまざまなチャンスがあるだろう」

「KCMGの始まりは2007年にさかのぼり、ポールは43歳だ。だから私たちは少し待つ余裕がある」

「GTでル・マンに行くことは最終的にプレミアクラスで走ることがアイデアであっても、一歩前に踏み出すステップになる可能性があるんだ」