2021年F1ハンガリーGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=1番手/2=3番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=8番手/2=5番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=5番手/2=6番手、角田裕毅はフリー走行1=12番手/2=17番手という結果だった。全員がソフトタイヤでそれぞれのベストタイムをマークした。

 フェルスタッペンのFP2タイムは、最速バルテリ・ボッタス(メルセデス)とは0.298秒差、2番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)とは0.271秒差だった。前戦イギリスGPでフェルスタッペンがクラッシュした後、ホンダはその際に使用していたパワーユニット(PU/エンジン)の点検を行い、可能な範囲でパーツを交換した後、今後も使用できるかどうかのテストを、ハンガリー初日に行った。その結果、正常に機能していることを確認できたということだ。

 ペレスは、両セッションでトラフィックに引っかかったが、ロングラン、ショートランともに良い感触だったと語っている。

 ガスリーはイギリスGPでは苦労したものの、ハンガリー初日にはいいペースを発揮できたため自信を感じるとコメント。角田は、FP1終盤にクラッシュ。角田自身には幸いけがはなかったものの、マシンが大きなダメージを受け、修復に時間がかかり、コースに復帰できたのはFP2終了直前だった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=1番手(1分17秒555/21周)/2=3番手(1分17秒310/24周)

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=8番手(1分18秒466/20周)/2=5番手(1分17秒824/23周)

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=5番手(1分18秒181/27周)/2=6番手(1分18秒113/31周)

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=12番手(1分18秒770/18周)/2=17番手(1分19秒671/3周)

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日は気温が30度を超え、真夏の陽射しによって路面温度が60度を超す中で、ハンガリーGP初日の走行が行われました。

 FP1ではスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田選手がスピンしてマシンを損傷、その修復でFP2の大半を失った点は残念でしたが、レッドブル・レーシング・ホンダを含め、その他は順調な一日でした。

 先日のイギリスGPで大きなクラッシュを喫したフェルスタッペン選手は、本人がフィジカル面で問題なくドライブできたこと、またPUもクラッシュの影響がなく機能していることを確認できたのはポジティブな結果でした。

 本日の状況はまだまだですので、明日に向けて多くの作業が必要です。パフォーマンスが拮抗していることに加えて、全長の短いこのサーキットでの予選は非常にタイトな争いになると思います。今日得たデータを分析して、チームとともに明日の予選に向けて最適化を図っていきます。