シュコダ・モータースポーツは、フォルクスワーゲン傘下ブランドの5ドアハッチバック『シュコダ・ファビア』の次世代型“ラリー2”バージョンが、テストフェーズに入ったと発表した。

 チョコの自動車メーカーであるシュコダは、ラリー2(旧R5)規定のカスタマーラリーカー供給で成功を収めており、そのベース車両がフォルクスワーゲン・ポロなどとプラットフォームを共有する『ファビア』だ。

 このファビアは今年フルモデルチェンジが行われ、5月に第4世代がワールドプレミアされた。今回、テストプログラムの開始がアナウンスされた新型ラリーカーは、この新型ファビアのラリー2モデルとなる。

 開発を担うシュコダ・モータースポーツによれば、将来のファビア・ラリーカーのプロトタイプはすでに地元チェコをはじめ、フランス、スペインのターマック(舗装路)とグラベル(未舗装路)でテストを行っているといい、同社の創業120周年という節目の年に、次の成功に向けた準備を進めているという。

「ラリー2カテゴリーためのまったく新しいシュコダ・ファビアは、車両開発におけるテストの段階に入っている」と語るのは、シュコダ・モータースポーツの責任者であるミハル・フラバネク。

「幸いなことに当社の技術者たちは、現在も世界的に大きな成功を収めている『シュコダ・ファビア・ラリー2エボ』プロジェクトの包括的なノウハウと専門知識を活用することができる」

 R5からラリー2へと改称され、その後ラリー2エボに進化するなかで、WRC世界ラリー選手権のサポートクラスで9つのタイトルを獲得してきたシュコダのカスタマーラリーマシン。その最新モデルとなる次世代型は、ラリー2規定に則り5速シーケンシャルトランスミッションと機械式ディファレンシャルを備えた4輪駆動車となる。搭載されるエンジンは1.6リッター直列4気筒ターボだ。