2021年F1オランダGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはポールポジションを獲得、セルジオ・ペレスは16番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは4番手、角田裕毅は15番手という結果だった。

 フェルスタッペンにとっては通算10回目、今季7回目、ホンダF1にとっては87回目のポールポジションだった。ガスリーにとって4番手は予選での自己最高位タイに当たる。

 ペレスは、Q1で路面コンディションが急激に改善するなか、セッション終盤、トラフィックが発生したことで、最後のアタックラップに入れず、Q1落ちという結果になった。

 角田は、Q2終盤に2回赤旗が出た影響で、新品タイヤでの最後のアタックを行うことができず、Q3進出を逃した。


 なお、FIAの土曜現地12時14分の発表により、ホンダ勢ではペレス、ガスリー、角田に新しいパワーユニットエレメントが入れられたことが明らかになっている。ペレスとガスリーにはシーズン6基目のエキゾーストシステム、角田には3基目のターボチャージャーとMGU-Hがそれぞれ導入された。いずれもペナルティは発生しない。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
FP3 1番手(1分09秒623:ソフトタイヤ/13周)
予選 1番手(Q1=3番手1分10秒036:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分09秒071:ソフトタイヤ/:Q3=1番手1分08秒885:ソフトタイヤ)

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
FP3 4番手(1分10秒526:ソフトタイヤ/20周)
予選 16番手(Q1=16番手1分10秒530:ソフトタイヤ)

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 10番手(1分11秒005:ソフトタイヤ/21周)
予選 4番手(Q1=10番手1分10秒274:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分09秒541:ソフトタイヤ/:Q3=4番手1分09秒478:ソフトタイヤ)

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 17番手(1分11秒980:ソフトタイヤ/29周)
予選 15番手(Q1=14番手1分10秒462:ソフトタイヤ/Q2=15番手1分11秒314:ソフトタイヤ)

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日は、初の母国GPでの予選となったレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が見事にポールポジションを獲得。ホームの大観衆を前に、圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。

 また、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手も、自身最高位タイとなる 2列目4番グリッド獲得と、素晴らしい結果になりました。チームメイトの角田選手はセッションごとにペースを上げていきましたが、Q2最後のアタック中に赤旗中断となり、タイムを更新しないままにQ2敗退が決まってしまったことを、残念に思っています。

 また、ペレス選手についてもQ1の2回目のアタックがタイムアウトによりスタートできず、Q1敗退で16番手と、事前に望んでいたような結果にはなりませんでした。

 このサーキットでのオーバーテイクは難しいため、明日のレースではいいスタートを切ることがとても大切になります。また、今日のような赤旗やセーフティカーの可能性も大いにあり得ますので、あらゆる状況を視野に入れ、チームと一緒に万全の準備を進めます。

 レースウイーク開始以降、ザントフォールト・サーキットの周りには多くのフェルスタッペン選手のファンが集まっています。オレンジに染まったスタンドからは大声援が送られ、私たちホンダのメンバーにとっては、まるでホームの鈴鹿にいるような感覚にもなります。その声に応えるためにも、明日はいい結果を得られればと思っています。