WRC世界ラリー選手権第9戦『アクロポリス・ラリー・ギリシャ』が9月9〜12日に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタ・ヤリスWRC)が2021年シーズン2勝目をマークした。

 WRCイベントとしては8年ぶりの開催となったアクロポリス・ラリーで、トヨタはセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)も3位表彰台を獲得し、ワン・スリー・フィニッシュを達成。この結果を受けて同チームのオーナーである豊田章男氏がメッセージを発している。

 豊田チームオーナーのコメントは以下のとおりだ。

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 カッレ、ヨンネ、SS3以降、ずっとトップを走り続けての優勝、とても頼もしい走りでした! パワーステージも素晴らしい走り! ヤリ-マティの最年少記録を塗り替えたエストニアでの初優勝、次戦ベルギーでの3位表彰台、そして今回のギリシャでの2勝目。頼もしいドライバーになってくれたこと本当にうれしく思います。早くもお父さんを超える2勝目、おめでとう!

 今回の勝利は、もちろん日々学びながら進化し続けているカッレのドライビングにも感謝ですが、彼を支えるチームのみんなにも感謝したいと思います。今シーズンは感染防止のため、エンジニアの一部はフィンランドに残り、遠隔で現地をサポートしています。
 
 遠隔サポートのやり方も改善を続け、今回は遠隔のデータエンジニアたちが、カッレの車両からいち早く不具合を見つけ出してくれて、大事に至らずに走り続けられたそうです。カッレの勝利をサポートしたみんな、今回の勝利をありがとう!

 セブの3位表彰台も、ドライバーズタイトルに向け大切なポイントです。ダブルポディウムをありがとう。車両トラブルにより、エルフィンには思ったとおりの走りをさせてあげられませんでした。申し訳なく思います。原因を究明し、改善していきたいと思います。

 次戦は我々のホームタウンを走るラリー・フィンランドです。フィンランドではセブ、エルフィン、カッレ、貴元、みんなの笑顔を見たいと思います。ヤリ-マティをはじめチームのみんな、よろしくお願いします。

ファンの皆さまも引き続き、応援いただければうれしく思います。よろしくお願いします。

追伸
 貴元は今回走れない週末になってしまいました。楽しみにしていた日本での戦いも中止になってしまい、残念なことが続いています。しかし次戦は地元フィンランド、しっかり気持ちを切り替えて、次こそ思いっきり走ってきて欲しいと思います。

 今週末、日本では“もう一人の勝田選手”が貴元の残念な気持ちも背負って、頑張って走ってくれました。今週は“日本の勝田選手”に「おめでとう」を送ります。次回は日本で走る勝田選手、フィンランドで走る勝田選手、両方におめでとうが言えるようになることを祈っています。