2022年、日本で新たなGTカーのレースシリーズが生まれるかもしれない。9月に入り、日本国内のさまざまなレースに参戦するエントラントの関係者に対し、参加に向けた内々の打診が行われている。少しずつシリーズ誕生へ向けて動き出しているのは間違いなさそうだ。実現するかどうかはまだ分からないが、今後の動向に注目すべきシリーズになりそうだ。

 日本ではGTカーのレースとしては、GT500、GT300で争われるスーパーGT、GT3カーやGT4カーなどさまざまな車種の参加が可能なスーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankookといったシリーズが存在する。そんななか、これらの一部のエントラントに対し、新たなGTカーシリーズ立ち上げに関する打診が行われている。

 現在のところまだシリーズの全貌は明らかにされていないが、聞こえてきた情報をまとめると、世界的にレースシリーズを運営する主催者がなんらかの形で関わり、タイヤはワンメイク。基本的にかなりコンパクトなフォーマットになりそうだ。

 参戦可能車種はGT3、GT4、さらにポルシェカレラカップカーやランボルギーニ・スーパートロフェオ、BMW M2 CSレーシング等のワンメイクカップカーのクラスが設けられるという噂がある。各クラスの中にプロ-アマ等ドライバーによるカテゴライズが設けられるかどうかはまだ不明だ。また現在のところ、全5戦前後のカレンダーが構想されているという。

 日本でも開催されていたGT3カー、GT4カーのシリーズとしては、2019年までGTワールドチャレンジ・アジアの一部が開催されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、この2年は開催されていない。ただ一方で、旧型車を含めればGT3カー、GT4カーともに日本には一定以上の台数が存在する。もし仮にスーパー耐久との車両共用が可能ならば双方に台数も集まり、車両活用という面では、特にジェントルマンドライバーを擁するエントラントにとって魅力が出てくるかもしれない。

 まだごく一部にしか情報が出回っていない状況で、詳細はまだお届けできないが、非常に気になるシリーズではあるだろう。