2021年F1ロシアGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=3番手/2=6番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=9番手/2=11番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=6番手/2=3番手、角田裕毅はフリー走行1=16番手/2=18番手という結果だった。

 金曜FP2がスタートした直後、FIAからフェルスタッペン車に新たなパワーユニットエレメントが投入されたことが発表された(4基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、3基目のエナジーストア、コントロールエレクトロニクス、7基目のエキゾーストシステム)。このうちエキゾーストシステム以外は、シーズン中に使用できる数を越えているため、フェルスタッペンにはグリッド後方への降格というペナルティが科された。

 ホンダはパワーユニット交換について「FP2では、チームと相談の上、フェルスタッペンのマシンのPUを交換しました。イギリスGPでのクラッシュによるダメージで、今季どこかで新たなPU投入が必要となっていましたが、(イタリアGPでのルイス・ハミルトンとの接触により)フェルスタッペンに3グリッド降格ペナルティが出ていたことや、翌日の天候などを考慮し、戦略的な判断でFP2での投入となりました」と説明している。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=3番手(1分34秒654:ソフトタイヤ/13周)/2=6番手(1分34秒621:ソフトタイヤ/20周)

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=9番手(1分36秒188:ソフトタイヤ/22周)/2=11番手(1分34秒938:ソフトタイヤ/22周)

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=6番手(1分35秒794:ソフトタイヤ/24周)/2=3番手(1分33秒845:ソフトタイヤ/22周)

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=16番手(1分37秒794:ソフトタイヤ/26周)/2=18番手(1分35秒954:ソフトタイヤ/23周)

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日はレッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・トロロッソ・ホンダの2チーム・4台が順調にプログラムを消化し、スムーズな一日になりました。

 レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手については、イギリスGPのクラッシュでPUにダメージを受けた影響から、シーズン中どこかで新たなPUを投入しなくてはいけない状況でした。そのため、今回のレースでの様々な局面を考慮し、今日のFP2から新たなPUを投入することを、チームと一緒に決めました。日曜のレースではPU交換によるペナルティのために、グリッド後方からのスタートになります。

 明日は降雨が予想されていますので、色々な状況を想定して迅速に対応できるように、今日のデータをベースに雨対応の準備もしっかり進めて臨みます。