レクサスは10月7日、次世代レクサスの第一弾モデルとして新型NXの国内仕様モデルを発表。11月以降から、全国のレクサス店を通じて発売を予定している。

 初代レクサスNXは2014年に発売をスタートし、今年8月末時点で90以上の国と地域で累計約105万台を販売し、兄貴分のRXと共にレクサスの基幹モデルとして躍進を続けている。

 2世代目となる新型NXは、“生命的な躍動感と先進技術を融合したスポーツギア”を開発コンセプトに、走り、デザイン、先進技術を全面刷新した次世代レクサスの第一弾モデルとなる。レクサス初のPHEVを設定し、ハイブリッドとともに電動車が強化されるとともに、2.5リッター自然吸気、2.4リッターターボなど全6機種のパワートレーンを揃え、多様化するニーズに対応している。

 今回初導入されるレクサスのPHEVは高熱効率な2.5リッター直4エンジン、大容量の高出力リチウムイオンバッテリー、フロント・リヤモーターを搭載。リチウムイオンバッテリーは、高い総電力18.1kWhを備え、EV走行可能距離は約90kmを達成する。

 走行モードはスイッチ操作でEV、AUTO EV/HV、HV、セルフチャージの4つのモードから任意で選択が可能。HVモードでは、エンジンとモーターの併用により高い加速性能を実現。AUTO EV/HVモードは、レクサス初の『先読みエコドライブ(先読みEV/HVモード切り替え制御』により、ナビで目的地を設定することで、駆動用電池の残量や、道路の特性に応じて、自動的にEV走行とHV走行を切り替えて、効率の良い走りを実現している。

 新型NXはGA-Kプラットフォームを採用し、軽量で高剛性なボディと低重心化したパッケージで、レクサス独自の乗り味であるドライバーの意図に忠実な応答性を継承している。エクステリアはプラットフォームの変更による骨太なダイナミックさと艶やかな造形を表現。ボディサイズは全長4660mm、全幅1865mm、全高1660mmで、ホイールベースは2690mm。先代より全長と全幅はそれぞれ20mm延び、全高は15mm高くなった。

 フロントフェイスは次世代スピンドルを立体的に表現し、グリル面を垂直に立てながら、ボンネットフードをフロント先端間際まで伸ばして塊感を強化。また、直立したグリル面で効率的に空気を取り込むことで、ラジエーターの冷却性能を向上させている。

 グリルパターンは立体感のある縦長U字形ブロックを採用。下部にはスリット状の開口を設け、SUVに相応しい力強さを表現している。ヘッドランプは全体を黒基調とすることで、L字型のデイタイムランニングライトを際立たせている。

 ホイールデザインは“F SPORT”専用を含め、合計6種類を用意。ボディカラーはソニッククロムやセレスティアルブルーなど、全11色を用意する。

 インタリアは全面的に刷新された。コックピットは、人間中心の思想をさらに進化させたデザインの考え方に基づいた設計で、人が馬を操る際に使う“手綱”に着想を得て、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを高度に連携させ、視線移動や煩雑なスイッチ操作をすることなく、運転に集中できる環境が整っている。

 また、センターコンソール前方には収納スペースやおくだけ充電トレーなどを設置。加えて、室内の造形や素材の美しさを際立たせる64色の室内イルミネーションを採用し、車内全体を彩る。美しい自然現象を見た際の感情や、気持ちの変化を表現した14色が推奨カラーとしてプリセットさせるほか、センターディスプレイのカラーパレットで、その他50色の中から選択することができる。

 安全・快適装備においては、レクサス初採用の交差点衝突回避支援、ドライバー異常時対応システム、高度運転支援技術『アドバンストパーク』(リモート機能付き)など、多数の装備が採用されている。

■レクサス新型NXグレード一覧/車両価格
グレードエンジントランスミッション駆動方式車両価格NX450h+ “version L"A25A-FXS電気無段変速機4WD714万円NX450h+ “F SPORT"A25A-FXS電気無段変速機4WD738万円NX350h "version L”A25A-FXS電気無段変速機FF/4WD608万円/635万円NX350h "F SPORT”A25A-FXS電気無段変速機FF/4WD608万円/635万円NX350hA25A-FXS電気無段変速機FF/4WD520万円/547万円NX350“F SPORT”T24A-FTS8速AT4WD599万円NX250“version L”A25A-FXS8速ATFF/4WD543万円/570万円NX250 A25A-FXS8速ATFF/4WD455万円/482万円