10月10日、世界的にGT3/GT4等のレースを開催しているプロモーターのSROモータースポーツ・グループは、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパが開催されているスペインのバルセロナでプレスカンファレンスを開催し、各大陸の長距離レースで争われるインターコンチネンタルGTチャレンジについて、全4戦のカレンダーを発表した。2019年まで日本で開催されていた鈴鹿10時間はカレンダーには含まれていない。

 インターコンチネンタルGTチャレンジは、GT3レースの生みの親であるSROモータースポーツ・グループが世界5大陸の著名な長距離レースを繋ぎチャンピオンシップとしたシリーズで、2016年にスタート。アジアでは当初マレーシアでのセパン12時間がシリーズに組み込まれ、2018年から鈴鹿10時間がシリーズの一戦となっていた。

 2022年に向けては、3月18〜20日の第1戦として2021年は開催することができなかった、オーストラリアのバサースト12時間が復活した。第2戦は7月28〜31日に開催されるトタルエナジーズ・スパ24時間となる。第3戦は、10月7〜9日に開催されるアメリカのインディアナポリス8時間。最終戦は南アフリカで11月24〜26日に開催されるキャラミ9時間となる。

 2020年、2021年と新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催することができなかった鈴鹿10時間だが、2022年もカレンダー入りしなかった。鈴鹿サーキット、SROからこれに関する公式な発表はないが、SROモータースポーツ・グループのステファン・ラテル代表は、今回のカレンダー決定について、下記のように発言している。

「我々の優先事項は、我々がもっているレースを維持し、開催が可能になった場合は戻ることだ。リキモリ・バサースト12時間は予想されているように2022年3月までに渡航制限が緩和されることを条件とし、カレンダーに戻ることになった」とラテル。

「知ってのとおり、来季も鈴鹿で開催することはできないが、我々はそれを置き換えるのではなく、我々がもっているものに焦点を当て続ける」

 2022年に向けては、もともと8月に鈴鹿10時間が開催されていた日程でスーパーGT第5戦が予定されている。9月12日に行われた記者会見の場で、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表が「1000kmをどう調整するかは今後考えなければ」と発言しており、来季に向けてスーパーGTがこの日程でどんな距離のレースを開催するのか注目だろう。

2021 インターコンチネンタルGTチャレンジ カレンダー
第1戦 3月18〜20日(暫定) バサースト12時間(オーストラリア)
第2戦 7月28〜31日 トタルエナジーズ・スパ24時間(ベルギー)
第3戦 10月7〜9日 インディアナポリス8時間(アメリカ)
第4戦 11月24〜26日 キャラミ9時間(南アフリカ)