2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦もてぎの公式予選が終了し、ポールポジションを獲得し大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)、2番グリッドを獲得した山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、そして3番グリッドを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)が会見に出席し、予選を振り返った。

■大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)
予選ポールポジション
Time:1分32秒317

「本当に嬉しいの一言に尽きます。実力でもぎ取ったというよりも、他車がレインタイヤを選択するなかで、スリックタイヤを選択したということで得られたポールポジションだと思います。ですが、ポールポジションには変わりはないとも思いますので、すごく自信にも繋がる予選になりました」

「Q2もスリックタイヤを選択して走っていてましたが、そのときのグリップ感と比較するとQ3はまだ手応えを感じていたので、雨が降らなければいけるという判断をしました。チームからも、ポールを狙いに行くなら他車と違う選択をするしかないということで、みんながピットに入っていくなか、ステイしてそのまま行ったことがこの結果に繋がったと思います」

「明日は簡単なレースになるとはまったく思っていないですし、天候もまだ不安定な部分もあると思います。ただ、これまでのレースもすごくいいペースで走れてることもあり、自信はあります。ただ、後ろにはディフェンディングチャンピオンの山本選手と今年のチャンピオン候補の野尻選手がいます。それでも、自分の走りをしっかりと前面に出して、強く戦いたいと思っています。もちろん、優勝を狙って頑張ります」

■山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)
予選2番手
Time:1分36秒847

「非常に難しいコンディションではありましたが、しっかりと落ち着いて自分のベストを発揮することができたと思います。ここまでなかなかうまくいかなくて、時間がかかってしまいましたが、しっかりとウエットタイヤ組のなかではトップでこの会見に来ることができたので、そういったところでは一定の達成感みたいなものはあります。それでも、まだまだやるべきことは多いと感じてはいます。明日の決勝も今日みたいな天候が予想されますので、しっかりとチームとともにいろいろなシチュエーションを考えた上で、大津選手をキャッチアップできるように頑張りたいなと思っています」

「いろいろと見直しをして来て、今日は比較的まだコンスタントには走れていたと思います。でも、調子のいいクルマと比べるとまだまだという感じではあります。調子は上向いて来ているので、なにが良くて上向きになったのかというのも、もう一度見直し、明日の決勝に向けてまたクルマを作りたいですね。最終戦も残っているのでそこに向けてもいいきっかけになるようなレースにしたいなと思っています」

「(明日はドライか難しいコンディションかどちらがいいのか、という問いに対し)どうですかね……。ドライのレースは第5戦でやっているので、正直、前回の大会のような展開的になる可能性が高いと思います。なので、見ているお客さんだったり、レースの展開のことを考えると、多少天候が荒れてくれた方がレースは動きが出るとは思うのですけど。ここ(予選トップ3会見)にいるドライバーはあまり天候とか、そういう不確定要素で順位が動くことは望んでいないので。ライバルと真っ向勝負をしてしっかりといい順位で終われるようにですね」

「チームを移籍してから表彰台にすら上がっていないので、まず表彰台にしっかりと上がりたいと思っています。優勝が不可能ではない位置からスタートできるので、しっかりとチームと今日の走りを見直し、明日の決勝に臨みたいと思っています」

■野尻智紀(TEAM MUGEN)
予選3番手
Time:1分37秒141

「非常に難しいコンディションでの予選となりました。Q1から『ちょっと雨が降ってきてるなぁ』と感じつつ走っていました。今日の朝は(クルマの)変えてきたところが、あまりいい方向に行けなかったので、もう少し伸ばせそうだなというところをQ1に向けてはうまくアジャストしていました。なので、『ドライで走りたい』と思っていたのですけど、天候がそうはさせてくれず」

「特に難しかったのはQ2ですかね。Q2のA組を見ていても、みんながどう対応するかというところが大きなわかれ道となりそうでした。なるべく、みんなと合わせるようなかたちにし、なんとかQ2を通過することができました」

「Q3に関しては、僕はピット位置が後方だったことが幸いし、チャンピオンシップを争っている大湯選手と関口選手の状況を見ながら、自分から作戦も変えられる位置でアウトラップを走れました。その2台がレインのままアタックに行ってくれたので、とりあえず僕もアタックしようと。そこでドライに変える選択は僕の中から消えました」

「ただ、アタックしていて少しミスもあり、『もう一回レインのニュータイヤを着けてアタックに行ける時間があるのか』とチームに聞いたら『ある』って言われたので。90度コーナーを立ち上がったところでピットインだと判断して、ニュータイヤを履いてという流れでした」

「チームにとっても負荷の高い予選になったと思いますが、それでもいつも完璧に僕を送り出してくれているので、チームに感謝したいです。明日は3番手という位置からスタートできます。僕も(タイトル獲得を)決めるつもりで来ているので、チャンピオンとして相応しいと思ってもらえるような強いレースをしたいなと思っています」