2021年シーズン限りでのF1引退を発表したキミ・ライコネン(アルファロメオ)。その引退を惜しむように、イギリスのスカイ・スポーツはこれまでにライコネンが挑戦してきた『乗り物』企画をひとつの動画にまとめて公開した。この動画ではラリーカーから水上バイク、芝刈り機に至るまで、様々な乗り物を運転する彼の貴重な姿を見ることが出来る。

https://youtu.be/cAcmiH0mEco

 そのクールなキャラクターから『アイスマン』の愛称で知られるライコネン。しかしこの動画では、サーキットでの彼とは少し違ったユニークな一面を見せている。

 チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィとの水上バイク対決では攻めすぎての転覆。ホバークラフトに挑戦した際には身を大きく乗り出して大サービスのターン。マーティン・ブランドルらスカイ・スポーツ解説陣との芝刈り機レースでは、他車を弾き飛ばしながらの激走だ。

 相変わらず口数は少ないが、普段はあまり見せない笑顔のぞかせるライコネン。中でも注目なのがフェラーリ時代に当時のチームメイト、セバスチャン・ベッテルと挑んだ協力プレイ企画だ。

 クラッチとブレーキをベッテルが、ハンドルとアクセル、ギヤ操作をライコネンが操作する車でスラロームに挑戦するというこの企画。ここでキミはベッテルと息をぴったり合わせ、ズルを疑われるほどにスムーズなドライビングを披露。そしてチャレンジの最後にはベッテルに握手を求めると、「これで免許がもらえるかな」とジョークを飛ばす姿まで見せる。

 歴代最多出走記録を持ち、足掛け20年に渡るキャリアで華々しい成績を残してきたライコネンは、サーキットの外でもまた一味違った大活躍を見せてきたよう。彼の姿がF1で見られなくなるのは寂しい限りだ。