インディアナポリス500マイルレースを4度制し、2020年はIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権王者に輝いたエリオ・カストロネベスが、2021年IMSA最終戦『プチ・ル・マン』に、マイヤー・シャンク・レーシング(MSR)の60号車アキュラARX-05で参戦することが明らかになった。10月20日、チームが正式発表した。

 カストロネベスは11月10〜13日、ジョージア州のロード・アトランタで開催されるシーズンフィナーレの10時間レースにおいて、ファン・パブロ・モントーヤとデイン・キャメロンのコンビに加わり、トリオを結成する。

 今季からアキュラDPiを走らせるマイヤー・シャンク・レーシングの60号車は、ここまでキャメロンとオリビエ・プラがレギュラーとしてシーズンを戦い、モントーヤがデイトナ24時間、セブリング12時間という長距離レース『ミシュラン・エンデュランス・カップ』戦で第3ドライバーに追加登録されていた。

 チームはプラとカストロネベスの交代の理由を明らかにしていないが、プラのパフォーマンスによるものと考えられている。プラはロングビーチ戦でクラッシュを喫していた。

 カストロネベスは2018〜2020年、アキュラ・チーム・ペンスキーでARX-05をドライブしており、昨シーズンはリッキー・テイラーとともにタイトルを獲得。また、2021年のデイトナ24時間レースでは4人目のドライバーとしてウェイン・テイラー・レーシングに加わってARX-05をドライブし、総合優勝を遂げている。

 なお、今年のインディ500を制し、来季はMSRからインディカーにフル参戦するカストロネベスは、2022年のIMSAエンデュランス・カップにおける同チームのドライバーに名を連ねるものと理解されている。

「プチ・ル・マンでMSR、デイン・キャメロン、ファン・パブロ・モントーヤに加わることに、とても興奮している」とカストロネベスは述べている。

「ロード・アトランタはとても素晴らしいトラックであり、(夜の)照明の下でのレースは本当に特別なものだ。幸いにも、昨年は同じクルマで優勝しているので、コースに飛び込んですぐにスピードを上げられることを願っている。僕らは先週、そこでテストを行い、60号車アキュラにはかなりの自信を持っている」

 MSRはここ数レースで苦戦しており、DPiにおける最初の勝利を目指している。