チーム・ペンスキーのものであるとされるオレカ07・ギブソンが、アメリカのインディアナポリス・モータースピードウェイでテスト走行する様子が、とあるYoutubeアカウントによって捉えられた。

 2023年にポルシェLMDhのワークスチームとしてWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦することを発表しているペンスキーは、2022年にはWECまたはIMSAのいくつかのレースへテスト参戦する可能性も示唆しており、今回のオレカでの走行は2022年シーズンに備えるためものと考えられる。

 YouTubeのVloger、デイビッド・ランドが撮影した正体不明のオレカLMP2車両は、インターコンチネンタルGTチャレンジ/インディアナポリス8時間レースの翌日(10月18日)、オーバルとインフィールドを組み合わせたインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで、夜間走行を行った。

 チームオーナーのロジャー・ペンスキーは今年6月、Sportscar365の取材に対し、2023年にデビューするポルシェLMDhプログラムに向けた準備として、2022年のレースに参戦するための「どのような選択肢があるのか、検討する必要がある」と語っていた。

「セブリングやデイトナなど、どこかで走れるのであれば、適切な装備とともに、チームを編成することが必要だ。我々はまだその段階まで到達していない。すべての可能性がある」

 チーム・ペンスキーは2018年からのアキュラDPi(ARX-05)のファクトリー・プログラム開始に備え、前年のプチ・ル・マンにLMP2車両のオレカ07・ギブソンで参戦した過去がある。

 なお、2023年からのLMDh規則においては、ポルシェはマルチマチックをベースシャシーとすることを発表済みだ。

 今回のインディアナポリスのテストで誰がオレカ07のステアリングを握っていたのかは不明だが、もし2022年のテスト参戦が決定された場合には、2023年のLMDh契約ドライバーを組み合わせて、いくつかのレースに出場する可能性がある。

 Sportscar365は、デイン・キャメロンが2023年にポルシェ・ペンスキー・モータースポーツに加わる予定であり、2022年にWECの何レースかに参戦する際のドライバー候補となる可能性があるものと、理解している。

 キャメロンはペンスキーのWECプログラムに加わる可能性があるものの、ほとんどのWEC開催サーキットで走行経験がない。LMP2車両を用いたプログラムでは、そのノウハウも蓄積することができる。