現地時間11月13日(土)、FIAは、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンがFIA国際競技規則に違反したとして、5万ユーロ(約651万円)の罰金を科したことを明らかにした。

 フェルスタッペンは第19戦ブラジルGPの予選後、パルクフェルメでマシンを降りた後に自身のマシンのリヤウイングに触れ、その後横に停めてあったルイス・ハミルトン(メルセデス)のマシンのリヤウイングに触れた疑いが持たれていた。

 FIA国際競技規則第2.5.1条では、パルクフェルメに関する規則として「車両保管場所の内部へ立ち入りを許されるのは、競技役員のみである。同競技役員あるいは適用される規則による許可がない限り、いかなる作業、検査、調整、または修理を行ってはならない。」と記されている。FIAは、フェルスタッペンの行動がこれに違反したとみなした。

 スチュワードはフェルスタッペンとレッドブルの代表者にヒアリングを行い、またファンが撮影した映像やピットレーンから撮影されたCCTVの映像を確認した。またフェルスタッペン、ハミルトン、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)のマシンから撮影された映像も調査。その結果、フェルスタッペンはマシンを降りた後、自身のマシンのリヤウイングに右手で触れ、ハミルトンのマシンの方へ移動した後にリヤウイングに触れていたことが判明した。

 スチュワードは、予選やレースの後にドライバーがマシンに触れることが慣習になっていると明かし、フェルスタッペンもそのように主張した。しかしこれは規則に違反してることであり、直接的な被害は発生していないものの、重大な被害が発生する可能性があったことから5万ユーロの罰金を科すことを決めた。

 ブラジルGPの予選後には、ハミルトンのマシンに技術規則違反が見つかったが、こちらについてはまだ審議の結果は発表されていない。