2021年F1第20戦カタールGPのフリー走行1回目が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは8番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは2番手、角田裕毅は5番手となっている。

 メキシコ、ブラジルと続いた3連戦の最終レース、第20戦カタールGPの舞台となるロサイル・インターナショナル・サーキットは、今回初めてF1を迎えた。ペレスがGP2アジアに参戦していた2009年に走行した以外は、現役ドライバーは全員ここは初体験だ。

 現地時間午後13時30分から始まったFP1。開始時点の気温は28度、路面温度42度、北寄りにやや風が吹いている。カタールGPは最終戦アブダビGPと同じく日没時に予選、レースが行われるトワイライトレースだ。その時間には路面温度は急激に下がり、FP1とはコンディションが激変する。その辺りもこの週末の難しさのひとつだ。

 セッション序盤は、ミディアムタイヤのガスリーがまず1分27秒台でトップタイム。しかしすぐにフェルスタッペンやバルテリ・ボッタス(メルセデス)らが次々に1分25秒台までタイムを伸ばし、ランド・ノリス(マクラーレン)がミディアムを履いて1分25秒215で首位に立った。

 最初に1分24秒台に入ったのはフェルスタッペン。ハードタイヤで1分24秒998を叩き出した。25分経過時点で、首位フェルスタッペン、2番手ノリス、3番手ボッタス、4番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、5番手ガスリー。ペレスはフェルスタッペンと同じハードで、1秒3落ちの10番手。角田はガスリーのミディアムに対し、ハードでコンマ8秒落ちの11番手に付けている。

 セッション後半では、多くのマシンがソフトで出て行った。まずは角田が、1分24秒648でトップに立った。その後メルセデス2台が角田のタイムを上回り、さらにフェルスタッペンが唯一1分23秒台に入って再び首位に。ガスリーやフェラーリ、マクラーレン勢もソフトで一発タイムを出しに行くが、角田は4番手に留まり続けている。しかしガスリーは搭載燃料が比較的多かったようで、ソフトの5周目にフェルスタッペンからコンマ4秒落ちの2番手まで順位を上げた。角田は終盤、中古ハードで習熟走行を重ねた。

 このセッション、トップはフェルスタッペン、2番手ガスリー、3番手ボッタス、4番手ハミルトン、5番手角田、6番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、7番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、8番手ペレス、9番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、10番手ノリスという結果だった。