11月19日、イタリア北部はモンツァ・サーキットを中心に開催されているWRC世界ラリー選手権第12戦モンツァの競技初日、デイ1のSS1〜7が行われ、セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)とドライバー選手権タイトルを争う、僚友のエルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)が僅差でトップに立った。そんな『ラリー・モンツァ』の初日を戦い終えた各陣営からドライバーたちのコメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイ1総合7番手
「素晴らしかったね。これ以上のことはできないと思うよ。楽しい1日だったし、明日もまたそうなるだろう。本当に面白いよ」
※SS7終了直後のインタビューより

■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ1総合3番手
「今日のクルマのパフォーマンスには満足している。午前中はほぼ限界まで激しくプッシュしたし、フィーリングも良かった。ドライビングを楽しんでいたが、タイムは出なかった」

「通常、トリッキーなコンディションではこのマシンは速いが、今回はそうではなかった。正直なところ、それがなぜだか分からないんだ。スペインでさえ、荒れた場所で僕たちは速かったのに、この午前中は何かが欠けていたようだ」

「(モンツァの)トラックではスピードが出ていたから、明日の山間部のステージで何が起きるか様子を見なければならないだろう」

●テーム・スニネン(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ1総合8番手
「ヒュンダイi20クーペWRCでのチャレンジングな初日となった。このマシンで1日しかテストができなかったから、トリッキーな場所では激しくプッシュする自信がなかった」

「序盤は慎重になりすぎたけれど、ステージが進むごとに満足できるようになったよ。苦戦した時もあったが、これも学びの過程の一部で、新しいマシンの経験を積んでいるところだ。ドライバーは常にバトルに勝ちたいと思うものだし、僕もそうだよ」

「だから土曜日に良いフィーリングを得ることができたら、さらに戦おうとするだろうね。同時に、マシンを無事にフィニッシュまで持ち帰ることも重要だ」

●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ1総合4番手
「とくに滑りやすい場所でのマシンのセットアップに少々苦しんだ。そこでライバルたちと比べると多くのタイムをロスしてしまった」

「午前中の走行は素晴らしかったとは言えない。僕たちには必要な精度がなかったんだ。午後のフィーリングは良くなったが、トリッキーなことに変わりはなかった」

「カタルーニャの時のような変更をマシンに少し加えたら、1日中求めていた精度を見つけることができたよ。小さな変更だけれど、大きな変化だ。明日のステージは同様に厳しいものになると思う」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合2番手
「いい1日だった。今朝はとても楽しく山岳ステージを走ることができた。ラリー前のテストでいい仕事ができたから、クルマのフィーリングはとても良く、それがタイムにも現れて良かったよ」

「気持ちよく運転できる時は、限界領域で走っても心地良く感じられるものだ。その後のサーキットのステージでは、ぶつかってしまう可能性があるものが多かったので、少し安全性を重視した走りをした」

「また、SS5では問題が起きてタイムを少し失ってしまった。それでもとくに問題はないし、現状に満足しているので、明日も同じように頑張りたいと思う」

●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合首位
「今朝は霧が濃く、ある区間は湿っていたり、そうでなかったりと、路面のグリップレベルが常に変化する難しいコンディションだったが、楽しくドライブすることができた」

「セブ(セバスチャン・オジエ)に少し後れをとり、数秒差をつけられてフラストレーションが溜まったが、午後のステージは良かった。今年は、こういったステージで速く走るために多くの努力をしてきたので、首位に立つことができたのはうれしいけど、セブとの差はわずかだ」

「彼は山岳ステージで自分たちよりも少し速かったので、その理由を分析し、明日の朝に向けて改善する必要がある」

●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合9番手
「今回のラリーの目標は、マニュファクチャラーズポイントを獲得することだ。そのため大きなリスクは負いたくないし、チームメイトに何かあった時にポイントを確保できるようにしたいと思っている」

「チームにとっては非常に重要な週末なので、自分もできる限り貢献したいと思っているんだ」

「今朝のようなトリッキーなコンディションの山間ステージを走るのは決して簡単ではなく、かなりタイムを失ってしまった。午後のモンツァ・サーキット内のステージは、グラベルや泥が出ていてトリッキーではあったけど、それでも少し楽しむことができたよ」