2021年F1第20戦カタールGPのフリー走行3回目が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、セルジオ・ペレスは5番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは4番手、角田裕毅は10番手となっている。

 ロサイル・インターナショナル・サーキットは気温27度、路面温度38度というドライコンディションで、現地時間14時にFP3がスタート。ハースのニキータ・マゼピンがコースへ出て行こうとしたが、「クルマを止めろ」と無線が飛んだ。マゼピンはピットレーンを出たところでマシンを止め、セッションは赤旗中断に。結局マゼピンはFP3を走ることなく終えたが、彼はシャシー交換を行ったためFP2も走れておらず大きな痛手となった。

 セッションは現地時間14時5分に再開。開始から15分を迎える頃にはメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスがソフトタイヤで、角田はミディアムでコースイン。まずはボッタスが1分24秒019、ハミルトンは1分23秒950で1-2を独占した。角田は最初のアタックで1分25秒808をマークしている。

 その直後にミディアムタイヤのフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が1分23秒904でトップに浮上した。オコンもアロンソから0.3秒遅れの4番手に。その直前にはペレスもタイムを記録したが、コースアウトを喫してアロンソから0.6秒遅れの6番手だ。その後はアロンソとオコンの間にガスリーが割って入った。

 フェルスタッペンもセッションの折り返しを前にソフトタイヤでコースインを果たし、1分23秒121というトップタイムを記録した。しかしながらフェルスタッペンがDRSを作動させると、リヤウイングのフラップがバタバタと動いているのが国際映像でも捉えられており、まだ問題は解決していないようだ。

 セッション後半に入ると今度はハミルトン、ボッタスとメルセデス勢がトップタイムを更新。フェルスタッペンは2度目のアタックでコンマ4秒差の3番手、4、5番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツが続いている。

 終盤は各車ソフトタイヤに履き替えて最後の計測に向かう。ボッタスが1分22秒310でトップタイムを塗り替え、0.07秒差で2番手ハミルトン、0.5秒差で3番手にペレスが続く。リヤウイングの修復作業後フェルスタッペンも終盤にコースインし、トップからコンマ3秒差の1分22秒651で3番手となった。FP3はそのまま首位ボッタス、2番手ハミルトン、3番手フェルスタッペンというトップ3で終了。4番手以下ガスリー、ペレス、サインツ、アロンソ、オコン、ルクレール、角田となっている。

■2021年F1第20戦カタールGPフリー走行3回目 リザルト
Pos.No.DriverTeamTimeLaps177V.ボッタスメルセデス1’22.31017244L.ハミルトンメルセデス1’22.38816333M.フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1’22.65110410P.ガスリーアルファタウリ・ホンダ1’22.83517511S.ペレスレッドブル・ホンダ1’22.84614655C.サインツJr.フェラーリ1’23.04817714F.アロンソアルピーヌ1’23.18613831E.オコンアルピーヌ1’23.20918916C.ルクレールフェラーリ1’23.276171022角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1’23.56720113D.リカルドマクラーレン1’23.71114125S.ベッテルアストンマーティン1’23.88417134L.ノリスマクラーレン1’23.895161463G.ラッセルウイリアムズ1’23.923171518L.ストロールアストンマーティン1’24.15417167K.ライコネンアルファロメオ1’24.246191799A.ジョビナッツィアルファロメオ1’24.28817186N.ラティフィウイリアムズ1’24.499151947M.シューマッハーハース1’24.68020209N.マゼピンハースNo Time1