11月20日、競技2日目のデイ2を迎えたWRC世界ラリー選手権第12戦モンツァはSS8〜13が行われた。ラリー初日に白熱した首位争いを繰り広げたセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)と、エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)の攻防はより激しさを増し、何度も順位が入れ替わる展開を経て、現王者オジエが0.5秒差でトップに立っている。そんな『ラリー・モンツァ』の2日目を終えた各陣営からドライバーコメントが発表された。

■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合8番手
「今の(7番手テーム・スニネンとの)ギャップは7.7秒? 残り3ステージだから、実現可能な感じだね。自分たちに何ができるか見てみよう」


●アドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合59番手
「サーキットの走行は面白かった。間違いなく変化があったよ。残念ながら僕にとって完璧な1日ではなかったが、自信を持てたのは良かった」

※いずれもSS13後のインタビューコメントより

■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合4番手
「初日は予想どおりには進まなかったから、挽回するためにプッシュしなければならないことは分かっていた。オープニングステージは順調でファステストタイムを記録したが、次のステージではもっと改善したかった」

「残念ながらタイヤが冷えていて、ステージに入って2コーナーのところででリヤを失い、(クラッシュして)バンパーが外れてしまった。ダニ(・ソルド)にポジションを奪われたが、取り戻すために戦っている」

「それでも今日を楽しむことはできたよ。とくに山間部のステージではね。マシンの調子は上々だったし、素晴らしい雰囲気があった。多くの観客がいて絶好の天気だったから、本当に良いものだったよ」

●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合3番手
「正直に言って、今日の展開についてはとても喜んでいる。山の中にはいくつか素晴らしいステージがあったし、サーキットのセクションも同様に良かった」

「金曜日の終わりに重要な変更を加えたけれど、そのおかげで操作性が上がり、より自信を持つことができた。ステージは(前日よりも)さらに乾いていたから、グリップレベルも上がっていた」

「僕たちは今のところ表彰台圏内のポジションにつけている。素晴らしいことだが、少々トリッキーな最終日が待ち受けている。ティエリー(・ヌービル)に対するアドバンテージを維持するためにベストを尽くすつもりだ」

●テーム・スニネン(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合7番手
「昨日から改善されたことには満足しているよ。特に最初の4ステージではね。走行中も自信を持っていられたし、ドライビングも順調だった」

「一方、モンツァのサーキットステージのグラベルや泥の多い場所ではまだ苦戦していた。でも、良い一歩を踏み出すことができているからポジティブなことだ」

「大いに楽しむことができたし、ヒュンダイi20クーペWRCができることを目にするのは素晴らしかった。強力なクルマのようだから、明日の3つの最終ステージでは、また改善するように努めるよ」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合首位
「エルフィンと何度も順位を入れ替えながら首位を争うという、大接戦の1日だったが、ファンの皆さんにとってもエキサイティングな戦いだったと思う。今朝のループでは良い走りができて、現行のWRカーで走る最後の本格的なステージを、とても楽しむことができた」

「サーキットのステージでは、リスクを冒すことなく走り、少しタイムをロスすることが多かったが、今晩はよりクリーンな走りができたし、タイヤのチョイスを少し変えたことによって、グラベル路面でのトラクションが向上したんだ」

「明日はまずタイトル獲得に集中して戦わなければならないが、もし優勝することができたとしたら、それは嬉しいおまけのようなものだ」

●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合2番手
「午前中のループステージは楽しむことができたけど、セブ(セバスチャン・オジエ)は今日も山岳ステージで非常に強力だった」

「2本あるステージのうちの1本目は、再走も含め2回とも苦戦した。2本目のステージに関しても、1回目はうまく走れたのだけど、2回目は最後のほうでタイヤが少し摩耗し、タイムを失ってしまったのが残念だった」

「しかし、その後午後のサーキットのステージの1回目の走行では、ふたたびタイムを挽回することができた。2回目の走行は暗闇で視界がかなり悪く、いくつかの場所で慎重に走りすぎてしまったけど、それでも明日に向けてはしっかり準備ができているから、このまま最後まで戦い続けたいと思う」

●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合9番手
「今朝の路面コンディションはとても良く、ステージは昨日よりもクリーンだったので、いくつかのセクションではリスクを冒すことなくより速く走ることができたし、ドライビングを楽しむこともできた」

「サーキット内のステージも、あまりプッシュしていなかったにも関わらず、とてもいい感じで楽しんで走ることができたよ。チームのために、ここまでやってきた仕事をきちんと最後まで続けることが重要なので、明日はそれを完遂するのみだ」