全日本スーパーフォーミュラ選手権の鈴鹿合同テストは12月7日、三重県の鈴鹿サーキットでウエットコンディションのなかテスト1日目午前のセッション1が行われ、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が1分51秒935でトップタイムをマークした。2番手には関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)、3番手にはサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)がつけた。

 シーズンオフ恒例の鈴鹿での合同テスト。すでに12月6日にTOYOTA GAZOO Racingから2022年の体制が発表されるなど、2022年に向けた動きが本格化しているスーパーフォーミュラだが、その発表の翌日、合同テストの1日目がスタートした。

 このセッション1では、複数ドライバーを登録しているチームのうち、ROOKIE Racingの14号車は引退が発表されたばかりの中嶋一貴がドライブ。KCMGの18号車は、まずは国本雄資が乗り込んでいる。またRed Bull MUGEN Team Gohの15号車は佐藤蓮が乗り込んだ。

 ただ、前日から鈴鹿は雨模様で、スーパーフォーミュラ・ライツの合同テスト初日が行われていた12月6日よりも雨脚は強く、8時45分からのセッション1では、序盤走行を見合わせる車両も多数見られた。

 しかし走行開始から30分が過ぎる頃になると、多くのマシンがコースへ。ラップタイムも2分台から1分55秒ほどに。大湯やフェネストラズが1分52秒台にタイムを上げていった。大湯はさらに、開始から1時間というところでさらにタイムを削っている。

 そんななか、開始から1時間03分というタイミングで、野尻智紀(TEAM MUGEN)がヘアピンのアウト側にグラベルストップ。このセッション唯一の赤旗中断となった。なお野尻はセッション終盤には再度コースインしている。

 再開後もフルウエットの状況は変わらなかったが、各車とも積極的に周回を重ね、大湯、フェネストラズ、さらに終盤にはDANDELION RACINGから参加する大津弘樹、阪口晴南(INGING MOTORSPORT)らがタイムアップ。牧野任祐(DANDELION RACING)、山下健太(KONDO RACING)らが続いた。

 セッション1では残り10分を切ったあたりから各車が再度コースインし、ベストタイムを更新していく。ここで関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が1分51秒945にタイムアップし2番手につけるが、大湯が13周目にマークしたタイムは更新されず。大湯、関口、フェネストラズというトップ3となった。

 鈴鹿サーキットではスーパーフォーミュラの走行が終わった直後からスーパーフォーミュラ・ライツの合同テストセッション3がスタート。スーパーフォーミュラは14時から午後のセッション2が行われる。