12月18日、ポルシェは2021年シーズンを締めくくるイベント『ナイト・オブ・チャンピオンズ』をオンラインで開催したが、そのなかで2022年のモータースポーツプログラムについて発表した。ABBフォーミュラE世界選手権、WEC世界耐久選手権での活動に集中するとともに、2023年に向け開発が進められるLMDh車両について、その進捗と車両の一部が公開された。

 ポルシェは2023年に向け、WECとIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの両シリーズに、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツによってエントリーを予定している。ポルシェはこの活動について「約30年ぶりにル・マン、セブリング、デイトナの耐久クラシックを同じクルマで争うことが可能になる」とした。

「我々はパートナーのペンスキーと協力し、新しいLMDhプロトタイプの開発に取り組んでおり、シャシーメーカーのマルチマチックとも常に緊密に協力している」と語るのは、新たなモータースポーツプログラム担当となったトーマス・ローデンバッハ。

「新しいLMDh車両は1月に集中テストを開始し、2023年のデビューへ向け適切な準備が進んでいることを確認する」

 今後、このプログラムについては、ポルシェのレース/テストプログラムを担うウルス・クラトルの指揮のもと2022年に多くのテストを行っていくが、新たにワークスドライバーラインアップに、2016年/2019年にIMSAでDPiのチャンピオンを獲得したデイン・キャメロン、そして元1ドライバーのフェリペ・ナスルが加わった。

 ふたりは今後、LMDh開発に向けて集中的に携わっていくことになる。