ポルシェ、LMDh開発を加速。2名のワークスドライバーを加え1月から集中テストを開始へ
ポルシェは2023年に向け、WECとIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの両シリーズに、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツによってエントリーを予定している。ポルシェはこの活動について「約30年ぶりにル・マン、セブリング、デイトナの耐久クラシックを同じクルマで争うことが可能になる」とした。
「我々はパートナーのペンスキーと協力し、新しいLMDhプロトタイプの開発に取り組んでおり、シャシーメーカーのマルチマチックとも常に緊密に協力している」と語るのは、新たなモータースポーツプログラム担当となったトーマス・ローデンバッハ。
「新しいLMDh車両は1月に集中テストを開始し、2023年のデビューへ向け適切な準備が進んでいることを確認する」
今後、このプログラムについては、ポルシェのレース/テストプログラムを担うウルス・クラトルの指揮のもと2022年に多くのテストを行っていくが、新たにワークスドライバーラインアップに、2016年/2019年にIMSAでDPiのチャンピオンを獲得したデイン・キャメロン、そして元1ドライバーのフェリペ・ナスルが加わった。
ふたりは今後、LMDh開発に向けて集中的に携わっていくことになる。