フェルスタッペンとハミルトンの息詰まるチャンピオン争いに、期待の角田裕毅選手のF1デビューシーズンと話題の多い今シーズンのF1を、元F1ドライバーでホンダの若手ドライバー育成を担当する中野信治氏が独自の視点でお届けします。まだまだ興奮が収まらない2021年のF1最終戦第22戦アブダビGP。ファイナルラップでのF1史に残る大逆転劇に角田裕毅の活躍。今回は前編のチャンピオン争い、そして後編のホンダと角田裕毅についての2回に渡ってお届けします。まずはフェルスタッペンとハミルトンのチャンピオン争い。グランプリウイークの金曜から、詳細に中野氏が解説します。

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 2021年のF1最終戦となったアブダビGP、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のチャンピオン争いは今シーズンのF1を象徴するように、モータースポーツの枠組みを越えていろいろ考えを改めさせられ、本当にいいものを見させてもらいました。とにかくいろいろな出来事が起こりすぎて、どこからお話をすればという状況ですが(苦笑)、まずは金曜日と土曜日から振り返りたいと思います。

 まずは金曜のフリー走行のタイムの出方を見るとクルマ的にメルセデスの方が若干ですが楽にタイムを出せているようで、チャンピオン争いは、メルセデスに有利なのかなという印象を受けました。改修されたアブダビのコースレイアウトもメルセデス向きになっているように感じましたが、レースペースのロングランに関してはレッドブル・ホンダもそこまで悪くはなさそうでした。

 そして予選ではQ2がポイントになりました。フェルスタッペンがミディアムタイヤで1回目のアタックを終えたあと、1コーナーでブレーキをロックさせてしまい、スタートタイヤとなるはずだったミディアムにフラットスポットを作ってしまいました。その後、ソフトタイヤでタイムを更新してスタートはソフトタイヤになったわけですが、あのブレーキロックはミスではなく、あえてやったのではいか、メルセデス側に対するひとつの戦略ではないかという話もあります。

 もちろん、正解は分かりませんが、アブダビGPのヤス・マリーナ・サーキットのターン1はブレーキは強く踏みますが、フラットスポットを作るほど強くブレーキを踏み込むコーナーではないはずなので、ターン1でフェルスタッペンがあんなミスをするのかなと疑問に思いました。

 一方のハミルトンは順当にQ2ではミディアムタイヤでタイムを残しました。当然、普通に考えれば、決勝のスタートはミディアムタイヤの方が有利だと思います。ガソリンが重い状態でのソフトタイヤ装着は、どうしてもタイヤの表面が動いてしまうので、タイヤマネジメントが非常に難しくなります。スタートからペースを上げて走れば、もっとタイヤマネジメントは厳しくなります。

 実際、フェルスタッペンのリヤタイヤはスタートから10周前後で厳しくなってしまいました。ソフトタイヤでのスタートでは、あのような状態になることは何となく予想できていたと思います。ただ、レース当日のピレリからの発表では、ミディアムとソフトはそこまで差がないのではないかという内容のリリースを発表していて『本当かな!?』と情報が交錯していました。ピレリの見方ならソフトタイヤでのスタートもありなのかなという感じでしたが、実際には違いましたね。

 予選に話を戻しまして、Q3ではセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)のトウ(スリップストリーム)のサポートもあり、フェルスタッペンがポールポジションを獲得しました。予選の一発に関しては、やはりフェルスタッペンはすごいとしか言えません。2番手とのハミルトンとの差は0.38秒差でしたが、データを見るとストレートも結構速く、ペレスのトウを使った分で0.2秒とまではいかないにしても、0.18秒くらいを稼いでいます。そこから先のセクター3ではクルマのポテンシャルを絞り出しているといいますか、フェルスタッペンの技やキレでタイムをひねり出していました。

 予選でのレッドブル、メルセデスのクルマを比較すると、フェルスタッペンはタイムをどこで稼いでいるかというと2本のストレートです。ペレスのトウを使った場所だけでなく、トウを使っていないもう1本のストレートでもスピードが速かったので、レッドブル・ホンダはメルセデスに比べてローダウンフォース仕様で臨んでいました。

 そのローダウンフォース仕様のクルマを乗りこなしていたのがフェルスタッペンですが、ダウンフォースの少ないクルマであそこまでマシンをコントロールしきる能力に、改めてすごいなと思いました。ただ、ローダウンフォース仕様だとレースは厳しくなるだろうとも思いました。ダウンフォースが少ない分、レースではやはりタイヤには厳しくなります。

 そして決勝ですが、当然、2番手のハミルトンがミディアムタイヤであることからも、ソフトタイヤスタートのフェルスタッペンは序盤にギャップを作りたかったはずです。ですがスタートではハミルトンが見事なスタートでフェルスタッペンはトップを奪われてしまいました。

 フェルスタッペンのあのスタートを見ると『フェルスタッペンも緊張するんだな』ということしかなかったです。動き出しは良かったのですが、力が入ってしまったとしか思えないホイールスピンでした。対してハミルトンはすごく落ち着いていて素晴らしかったです。ハミルトンはレース前のグリッドでの表情を見ていても、スタートを狙っているなということが伝わってきました。

 対してフェルスタッペンは、当然、初めてのチャンピオン争いで、しかも同点で迎えた最終戦なので緊張しないわけがありません。本人は緊張を出さないようにしていますが、あのスタートが単純に分かりやすい証明です。外からは分からないですがプレッシャーを感じていて、明らかなミスでしたね。完全にアクセルを踏みすぎてしまい、1速でも2速でもホイールスピンが大きかった。フェルスタッペンはハミルトンよりもグリップの高いソフトタイヤだったので、普通ならスタートは有利なはずですが、それでもミスをしてしまったというのは、やはりプレッシャーから来ているものだと思いました。

 そしてあの瞬間、フェルスタッペンにとってチャンピオンへの暗雲が立ち込めたのも事実です。このサーキットはレイアウトが変わり、ほぼすべてのコーナーの通過速度が上がりました。そのコース改修もあって、前車の真後ろついて走るクルマはダウンフォースを失ってタイヤを滑らせてしまうので、当然タイヤの持ちは悪くなってデグラデーションが大きくなり、どんどん厳しい状況に追い込まれてしまいます。あのスタートの瞬間、レッドブルは本当に追い込まれたかたちになりました。

 逆にハミルトン側としては、クリーンエアのなかでのミディアムタイヤ装着なので、タイヤマネジメントの面に加え、簡単にはオーバーテイクされないという自信があったと思います。今シーズンのメルセデスは硬めのタイヤに自信があるので、スタートで前に出られればかなり有利な展開になるというのは当然、あったと思います。

 その後はフェルスタッペンも追いつきそうで少しずつ離されていく展開でした。レース序盤はハミルトンとフェルスタッペンはほぼ似たようなペースでしたが、やはり数周するとタイヤのデグラデーションの差が出てきて、そこからフェルスタッペンはどうしても追いつけなくなり、何とか追いつこうとして、あらゆる手を使って頑張ってはいたのですが、逆にそうすることによってタイヤをどんどんといじめてしまい、さらに差が開いていくという悪循環で、リヤタイヤもグレイニング(タイヤの表面がささくれて摩耗してグリップダウンを招く現象)が始まってしまいました。

 フェルスタッペンが先に最初のピットインをしましたが、ミディアムスタートでまだまだ走れるハミルトンもそれに合わせてきました。今年の戦い方としては一番それがシンプルで、クルマのスピードでは絶対に負けないという自信がメルセデスにあったと思うので、フェルスタッペンと同じ作戦を採っていれば安心です。あの状況でメルセデスが一番恐れているのは、ピットタイミングでフェルスタッペンにアンダーカットされて前に出られてしまうことだったので、その万が一の可能性までも断つためにも、フェルスタッペンの翌周にピットに入るしかありませんでした。あの状況を考えると王道の戦い方です。

 一方のレッドブルはペレスをステイアウトさせて、ピットアウト後のトップのハミルトンを抑えさせるという戦略を採りました。これは無線でも言っていたことなので、メルセデス側も分かっていたと思います。このレッドブルの1台だけではなくチームの2台で戦うというものも、今年を象徴するような戦略でした。これまではフェルスタッペン1台にメルセデス2台でやられるパターンが多かったですが、今回は逆でした。

 そして、ここではペレスがすばらしい仕事をしました。それまでのハミルトンとフェルスタッペンの差の9秒近くの差を、8秒近く縮めました。見方によっては少し汚いと思える場面もありましたが、ペレスはギリギリのところでペナルティを受けるようなブロックはしていなかったと思います。

 ハミルトンを抑えたブロック、そしてまた抜き返した場面は、まさにペレスのこれまでの経験と強心臓が成せる技でした。ペレスは約20周走ったソフトタイヤで、新品のハードタイヤに履き替えたばかりのハミルトンに1度抜かれましたが、また抜き返しましたが、あれはなかなかできることではありません。

 ある程度のリスクも伴いますし、敵チームとはいえチャンピオン争いをしているので下手なことはもちろんできません。対するハミルトンも、ここでぶつかるとタイトルを失ってしまうのでペレスに対して必要以上の無茶はできません。お互いの思惑が交錯しながらの、本当に見応えのあるギリギリのバトルでした。

 このバトルだけでなく、今回のアブダビGPはペレスの今シーズン最高の走りだったと思います。それまでのレース序盤でも、ペレスはフェルスタッペンに勝るとも劣らないラップタイムを刻んでいるシーンが多かった。フェルスタッペンからそれほど離されずに3番手を走行していたので、今回は本当に今シーズンベストに近い走り、チームを援護するという部分での戦いも含め、いい走りをしていたと思います。

●ファイナルラップでのハミルトンとフェルスタッペン、ターン5での見事なオーバーテイクとその後の蛇行ブロック


 レースの第2スティントでは、ハミルトンとフェルスタッペンがお互いにハードタイヤに交換しましたが、フェルスタッペンはペレスのおかげでいったんは追いついたものの、その後は形勢が苦しくなってしまいました。これはフリー走行から少し感じていた、メルセデスの方がクルマが決まっていると思っていたことが現実になりました。それに加え、メルセデスの方がハードタイヤに合っているのではと予想していましたが、それがこのタイミングでドンピシャで当たってしまいました。ペース的にはやはりメルセデスが強く、タイヤにも少し優しいかなと感じました。

 メルセデスは第19戦ブラジルGP以降、クルマのセットアップとしてもすごく曲がるクルマになっています。ステアリングの舵角が少ない、かつクルマの向きが変わるのが早い=トラクションを掛けるタイミングでしっかりと縦方向にトラクションを掛けられるので、レッドブルに対してタイヤのスライド量が少なく、タイヤマネジメントの面でも有利になります。

 何度も申し上げているとおり、その差はブラジルGPから始まっていたのですが、メルセデスの速さはパワーユニットだけではないと感じていました。クルマのアプローチやセットアップ、シーズン終盤に何かを変えたところが最後の最後までメルセデスにポジティブに働いていて、今回の最終戦のレースを有利に運んでいました。

 その第2スティントでは、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)のストップによってバーチャルセーフティカー(VSC)が入り、そのタイミングでフェルスタッペンは新品のハードタイヤに交換して追い上げを狙いました。ハミルトンはタイヤを変えずにステイアウトしたので『この作戦で大丈夫なの?』と無線で聞いていましたが、先にピットインしてしまうとトラックポジションを失う可能性もあったので、これが正しい選択だとチームは言っていました。

 そこでハミルトンも安心して、精神状態をうまく保ちながら走っていました。対してフェルスタッペンはニュータイヤであっても追いつくことができず、ハミルトンを捉えきれませんでした。ですがレッドブル側としては、あそこでタイヤを変えたのは正しい戦略だったと思います。徐々に厳しい状況になってきていて、逆にあの選択しかないというのもあったので、レッドブルとしてはやれるだけのことをやり尽くして、本当に勝つためにすべての手を打っていたように見えました。

 フェルスタッペンとレッドブル・ホンダのその執念が伝わったのか、レース終盤、残り5周というところでにニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)のクラッシュによりセーフティカーが導入されることになりました。このタイミングでアクシデントが起きてフェルタッペン側にチャンスが来ましたが、もうこれは本当に執念としか思えないです。ハミルトンとフェルスタッペン、どちらも勝ちたい、どちらもチャンピオンが欲しかったと思いますが、最後はチャンピオンを本当に心の底から獲りたいと思ってた気持ち、勝ちに対する気持ちが、勝ったチーム・ドライバー、その周りの後押しも含め、フェルスタッペンが上回っていたのではないかと思います。

 僕もレース終盤、フェルスタッペンのラップタイムではハミルトンに追いつくことができない状況でしたが、今年の流れを見ていると『もしかしたら何かが起きるんじゃないか』『最後の最後までわらかない』と解説をしながら思っていました。そして実際にアクシデントが起こったわけですが、残り周回数が微妙だったので、その後の展開が分かりませんでした。

 ラティフィの結構なスピードでのガードレールへの当たり方を見ると、もしかしたら再スタートできずに、そのままセーフティカーランでチェッカーフラッグの可能性が高いのかなとも思いました。メルセデス側も、無線でハミルトンにそう伝えていたのでセーフティカーフィニッシュだと思っていたはずです。しかも、フェルスタッペンとハミルトンの間にラップダウンのクルマが5台入っていて、最初はそのラップダウンのクルマを入れたまま再スタートするという指示がレースコントロールから出ました。

 ですので、仮に再スタートができてもフェルスタッペンとしては難しいなと思いましたが、FIAがいきなり決定を変えてラップダウンの5台のクルマを前に行かせるという判断をしまいた。

 その変更の理由は少し謎です。当然、メルセデスとしては、なぜ再スタート寸前に1度決めたことを変えるのかということですよね。ですが、F1側、主催者側としては興行的にセーフティカーフィニッシュはよくないということもあると思います。興行的に見ると、1周でもいいから再スタートをしてレースを行ってフィニッシュさせたかったと思うので、どういった状況で再スタートさせるかが肝だったと思います。

 メルセデスとしては『セーフティカーランのまま終わるかもしれない』という気持ちと、ラップダウンが間に入ってくれているという、彼らにとってダブルでポジティブな要素があり、これは決まったなと気持ちがあったはずです。それが本当にギリギリのところで現地のオフィシャルの作業とともに、FIAが再スタートを間に合わせてきました。FIAの判断や指示次第、そこでの思惑がいろいろと働いていれば、おそらくラティフィのマシンの回収もゆっくり行うこともできたと思いますし、再スタートをしない判断もできたと思います。とにかく、最後の出来事はいろいろ強烈でしたね。

 そしてレースが再開した残り1周、ファイナルラップでセーフティカーが解除されハミルトンとフェルスタッペンの一騎打ちになったときには、タイヤ的にソフトタイヤに履き替えていたフェルスタッペンが圧倒的に有利でした。ハードタイヤのハミルトンも本当に全力で逃げようとフルプッシュしましたが、やはりセーフティカーランのタイヤが冷えた状態からの温まりの部分でも、トラクションやコーナーでのグリップの差が厳しかったです。

●フェルスタッペンとハミルトン、語り継がれる最後のファイナルラップのバトル
https://www.youtube.com/watch?v=MTe12fH2xtQ

 タイヤの差があったとは、フェルスタッペンも最後のオーバーテイクはうまかったと思います。コース序盤のターン5で抜くのは結構難しく、そこまでは高速コーナーなので減速をあまりさせずにターン5に入っていくというのは勇気が必要です。ターン5は回り込んでいて結構速いコーナーなのでオーバーテイクは難しいコーナーです。そこでハミルトンのインをついたのは、もうフェルスタッペンの気迫でしかないと思います。もちろん技術も伴っていますが、あのフェルスタッペンのオーバーテイクは見ていて気迫と執念が出ていました。

 ハミルトンもファイナルラップではまずはバックストレートエンドのターン6やターン9を警戒していたはずで、あのターン5では『ここでは来ないだろう』と、少し油断していたと思います。ハミルトンもターン5の進入ではブレーキを遅らせていたと思いますが、インを締めに行った感じはありませんでした。

 そして、ターン5でフェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイクした後も、ハミルトンはスリップに入ってフェルスタッペンを抜きにかかりましたが、フェルスタッペンは蛇行しながら抑え続けました。あの抑え方も本来であれば微妙な抑え方だと思いますが、あの蛇行に関してはレース直後には誰も文句を言っていませんでしたよね。F1ワールドチャンピオンが掛かっている最後のバトルなのだから、ドライバーならああいった抑え方は誰でもするでしょ、という認識ですよね。

 もちろんあの蛇行を含め、特に今年の後半のフェルスタッペンの戦い方に関してはいろいろと賛否両論がありますが、勝つことに対する執念という部分では、今年のフェルスタッペンはハミルトンを上回っていたのかなと思います。ハミルトンもほぼ完璧で言うことはないくらい素晴らしかったのですが、その技術や経験といったものを超越したところで少しフェルスタッペンが上回り、それが最後にいろいろな流れを引き寄せたような気がしました。

●セーフティカーからファイナルラップのオンボード映像&無線
https://www.youtube.com/watch?v=77RXPgDr-24

 今回のアブダビGP、『これなら絶対に勝てる』という準備と戦略を、ある意味すべて突き詰めて実行していたのがハミルトンとメルセデスだったと思います。ですが、そのなかでいろいろな不確定要素やハプニングが起こり、そのひとつひとつがほんの少しずつ、微妙にレッドブルとフェルスタッペンに味方して行き、最後のファイナルラップの流れに繋がっていきました。

 多くの方はどうしても最後の1周だけにフォーカスしてしまいますが、その最後の1周の奇跡を引き寄せたのは、結局、それまでの流れや物事の積み重ねがあってからこそです。前回のレースもそうでしたが、目に見えない力、エネルギーみたいなものを動かしたのは、フェルスタッペンの気迫や執念、思いの強さで、それがほんの少しだけハミルトンを上回ったのかなと思います。

 今年のF1は本当にルールを超えたところで争われましたし、本当にいいものを見せてもらいました。モータースポーツという枠組みを超えて、1年間見てきて僕自身もそうですが、たくさんの方たちがいろいろなことを改めて考えさせられ、すごく深いシーズンだったと思いました。最後まで諦めなければ、最後に流れは作れる。思いの強さでいい方向に行けるんだということを改めて学ばさせてもらったシーズンでした。

*後編『ホンダのF1ラストレース、ホンダスピリットを引き継いだ角田裕毅選手の最終戦』につづく。