IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスに参戦している“強豪”ウェイン・テイラー・レーシングが、来年1月に開幕する2022年シーズンに向けたドライバーラインアップを発表した。小変更された同チームの布陣には、新たにウィル・スティーブンスが第3ドライバーとして追加されている。

 元F1ドライバーで現在はスポーツカードライバーとして活躍しているスティーブンス。30歳のイギリス人は来季のIMSAで開幕戦のデイトナ24時間レースをはじめ、セブリング12時間、ワトキンス・グレン6時間、“プチ・ル・マン”ことロード・アトランタ10時間の計4レースで構成されるIMSAミシュラン・エンデュランスカップで助っ人を務める予定だ。

 経験豊富なスティーブンスは、今季のミシュラン・エンデュランスカップ王者/シリーズランキング2位となったリッキー・テイラーとフィリペ・アルバカーキのペアに加わり、コニカミノルタ・アキュラARX-05のバナーの下でシリーズを戦う強豪チームの10号車アキュラARX-05をシェアすることになる。

 すでにWTRでのテストを終えている彼は、その役目をアレクサンダー・ロッシに代わって務めることになるが、ウェイン・テイラーはロッシを第4のドライバーとして残した。これにより今年のデイトナで、テイラーとアルバカーキ、エリオ・カストロネベスとのチームで総合優勝を果たしたロッシは、来月29〜30日に行われるデイトナでふたたび10号車アキュラのコクピットに戻ることになる。

「ウェイン・テイラー・レーシングのファミリーとなって、デイトナやセブリング、プチ・ル・マンでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参加できることをとてもうれしく思っている」と語るのは、ここ数シーズンELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズやWEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦しているスティーブンス。

「このチームは(周囲から)非常に尊敬されているし、僕はいつもその一員になりたいと思っていた」

「IMSAはモータースポーツ界の中でも巨大なマーケットであり、成長している途中だ。だから将来に向けて(シリーズと)関係を築いていきたいと考えている」

「リッキー(・テイラー)、フィリペ(・アルバカーキ)、アレクサンダー(・ロッシ)とは近年、ちょっとした付き合いがあった。彼らとすでに関係があるのはいいことだよね。この卓越したコニカミノルタ・アキュラARX-05チームの一員となり、来年の成功に貢献できることを光栄に思うよ」