12月20日、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)は、レース部長でスーパーGT GT500クラスに参戦するNISMOのチーム監督兼GT500車両開発チーフエンジニアを務めていた鈴木豊さんが12月19日に亡くなったと発表した。享年56。

 鈴木豊さんは、1990年にニスモに入社。グループCやJTCC全日本ツーリングカー選手権の車両開発を担い、1998年のル・マン24時間レースでは開発エンジニアおよび3位表彰台を獲得した鈴木亜久里/星野一義/影山正彦組32号車のトラックエンジニアとして、ニッサンR390 GT1の3位表彰台獲得に大きく貢献した。

 ニッサンGT-Rを走らせていた2009年からは、スーパーGTでNISMOのチーム監督を務め、2014〜15年には連覇を果たし、ニッサン/ニスモの活動に大きな貢献を残してきた。また一方で、GT500車両開発チーフエンジニアとして、オフのセパンテストや国内でのテストで中心となり、開発を担ってきた。

 そんな鈴木豊さんは、近年闘病生活を続けており、2021年も監督して登録されていたが、サーキットに姿をみせる機会が少なくなっていた。他チームやメーカーの関係者からも快癒を願う声が聞かれていたなかだった。

 心から哀悼の意を表します。