若手インディカードライバーのパトリシオ・オワードとコルトン・ハータ、デブリン・デフランチェスコの3名は、ドラゴンスピードのLMP2ラインアップに加わりIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2022年シーズン開幕戦として行われるデイトナ24時間レースに参戦する。

 デイトナでクラス優勝の経験を持つオワードとハータは、2022年のNTTインディカー・シリーズにルーキーとして挑むデフランチェスコと、ブロンズドライバーのエリック・ラックスとともにドラゴンスピードが走らせる81号車オレカ07・ギブソンのドライバーラインアップを完成させた。彼らはLMP2クラスにエントリーするドラゴンスピードでチームを組み、1月29〜30日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われる24時間レースを戦う予定だ。

 ドラゴンスピードは2019年と翌年にデイトナでLMP2クラス優勝を飾っている。2021年は優勝こそ逃したもののクラス3位表彰台を獲得した。そのチームに起用されたオワードは、2017年にパフォーマンス・テック・モータースポーツからデイトナでのレースに出場。プロトタイプ・チャレンジクラスで優勝を果たし、その後シリーズタイトルも獲得している。

 現在はアロー・マクラーレンSPからインディカーに参戦している彼は今年、シリーズランキングでアレックス・パロウ、ジェセフ・ニューガーデンに次ぐ選手権3位の成績を収めた。

 一方のハータは2019年にBMW M8 GTEでGTル・マンクラスを制したBMWチームRLLのワークスクルーの一員を形成した。21歳の彼は、今季のインディカーシーズン終盤に行われたラグナ・セカとロングビーチ戦で優勝し、ランキング5位に入った。

 先輩ふたりに続き、2022年にインディカーデビューを予定しているデフランチェスコは、アンドレッティ・オートスポーツとの契約を勝ちとった。このカナダ人は2021年もドラゴンスピードに加わり、1月のデイトナでラックス、ファビアン・シラー、クリストファー・ミースとオレカ07のステアリングをシェアしている。

「これで最高のドライビング・タレントをドラゴンスピードに招き入れるという計画はまた大きく前進した」と語るのは、チームプリンシパルのエルトン・ジュリアン。

「エリック(・ラックス)とデブリン(・デフランチェスコ)がデイトナでどれほどのパフォーマンスを発揮できるのかは、すでに知っている。そこにインディカーのもっとも輝かしいスタードライバーのふたりをチームに加えることで、我々の展望はさらにエキサイティングなものになるだろう」

「このドライバーラインアップは明らかにDPiがふさわしいのだが、このレースでそれを確保できなかったのは残念に思う。私たちはたしかにそれを試みたんだ」

 デイトナに登場する81号車オレカのクルマのラインアップを完成されたドラゴンスピードは今月15日、デイトナ以外の残りのフルシーズンを戦うドライバーを発表している。そこではファン・パブロ・モントーヤとヘンリク・ヘドマンのペアが固定され、第2戦セブリングでは16歳のセバスチャン・モントーヤが第3ドライバーとしてクルーに加わりIMSAデビューを果たす予定だ。

 2022年のデイトナは通常のLMP2選手権のポイント付与がなく、IMSAミシュラン・エンデュランスカップのポイントのみが与えられるため、チームはひとつめの“フロリダ・エンデューロ”でシーズンとはまったく異なるラインアップを形成することが可能になっている。