フェラーリは、2022年のフェラーリドライバーアカデミー(FDA)の多彩な若手メンバー10名を発表した。メンバーにはミック・シューマッハーと何人かの新規メンバーも含まれている。

 F1からカートにいたるメンバーを見ていくと、まずシューマッハーはFDAで唯一のF1参戦ドライバーになる。22歳のシューマッハーはハースF1チームで2年目のシーズンに臨む。

 2021年のFIA-F2でランキング2位につけたロバート・シュワルツマンは、下位カテゴリーのレースには参戦しないが、ロシア出身で22歳の彼はフェラーリのテストドライバーに任命されている。同じくF2ドライバーのマーカス・アームストロングは、今後はFDAのサポートを受けない。また、カラム・アイロットはギャップイヤーに入っており、ユンコス・ホリンガー・レーシングからインディカーに参戦するため、フェラーリは「FDAの運営範囲から外れる」と述べている。

 フェラーリからF1に参戦するシャルル・ルクレールの弟、アーサー・ルクレールはプレマでFIA-F3選手権の2シーズン目を迎える。昨年のイタリアF4およびADAC F4のチャンピオンである、イギリス出身で16歳のオリバー・ベアマンも、プレマのF3ラインアップに加わっている。

 フォーミュラ・リージョナルには、ディーノ・ベガノビックがFDAを代表してシリーズに参戦し、2022年のタイトル獲得を目指す。

 今シーズンのフェラーリのF4ドライバー候補は、マヤ・ウィーグ、ジェームズ・ウォートン、そして新規メンバーのラファエル・カマラになる。また、ウィーグに続いて『FIAガールズ・オン・トラック−ライジングスターズ』プログラムの勝者となったローラ・キャンプス・トラスが、F4マシンに挑戦しながらカートレースに参戦する。

「2022年のフェラーリ・ドライバー・アカデミーのトレーニング過程が本日から始まる」とフェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットはコメントした。

「メンバーの男女、またスクーデリア・フェラーリにとって常に意義のある日だ。なぜならこのプログラムは、『#essereFerrari』が意味することの重要な一部だからだ」

「FDAの役割は、最も才能ある若手を育成してF1で我々のマシンでレースをさせることだけではない。スクーデリア・フェラーリが体現する価値を最大限に発揮できる人材とドライバーを育成する役割もあるのだ」

「今年、若い7名の男性と2名の女性が、F1でレースをするという究極の目標に取り組むことになる。2022年のF1グリッドの20%は、過去と現在のFDAメンバーが占めている。彼らと我々にとっての夢は、シャルル・ルクレールと同じようになることだ。彼はフェラーリで4年目のシーズンを迎えようとしている」

「シーズンを通して進歩するにあたって、彼らひとりひとりの幸運を祈っている。彼らは学ぼうという意欲に何よりも笑顔で取り組むだろうことを私は確信している。なぜならレーシングドライバーは世界でも最高の仕事のひとつだからだ」