2022年F1では、チームに対し、年間2回の金曜フリープラクティス1で、F1昇格を目指す若手ドライバーを走らせる義務が課される見込みだ。テストの機会が減少するなか、若手ドライバーに最新F1マシンで走る機会を与えるための取り組みであり、ほとんどのチームがすでに採用するドライバーを決めている。

 ドライバーを決定していないのは、このレギュレーション変更に反対しているアストンマーティンのみだ。

 アストンマーティンのオーナー、ローレンス・ストロールは、息子のランスからFP1で走る機会を取り上げたくないと考えている。しかし契約上、チームメイトのセバスチャン・ベッテルのマシンにFP1で他ドライバーを乗せることもできない。そういうわけでローレンス・ストロールは、FP1で若手を乗せることを強制すべきではないと主張しているのだが、2022年F1スポーティングレギュレーションには義務として定められる見込みだ。

 どのチームも正式発表は行っておらず、どのグランプリをピックアップするかも定かではないものの、9チームのドライバー選択が明らかになってきている。

 2022年F1シーズンのFP1で走行するチャンスを与えられるとみられるのは、以下のドライバーたちだ。

メルセデス:ニック・デ・フリース
レッドブル:ユーリ・ビップス
フェラーリ:ロバート・シュワルツマン
マクラーレン:パト・オワード
アルピーヌ:オスカー・ピアストリ
アルファタウリ:リアム・ローソン
ウイリアムズ:ローガン・サージェント
アルファロメオ:テオ・プルシェール
ハース:ロバート・シュワルツマン

 フェラーリの育成ドライバーであるシュワルツマンは、スクーデリアとハースの2チームで走行する予定だ。ハースのリザーブドライバー、ピエトロ・フィッティパルディは2020年に2回グランプリに出場しているため、ルーキーとして認定されないものとみられる。そのためハースは彼の代わりにシュワルツマンを選ぶ見込みだ。

 2022年の23戦のうち、どのグランプリがスプリント予選フォーマットで行われるのかが確定した後、各チームは、スプリント予選の週末を避ける形で若手ドライバーたちを走らせるグランプリを選ぶことになるだろう。