TONE RT SYNCEDGE4413 BMWが1月15日(土)千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2022、LOCK(TONE)ブースで2022年チーム体制発表会を行った。

 チームを牽引してきた星野知也が全日本ロードレース選手権に継続参戦するが、ST1000クラスからJSB1000クラスにスイッチした。これは、鈴鹿8耐を見据えて新型BMW M1000RRのセットアップを進めることを目的としている。

 そして渥美心がFIM世界耐久選手権(EWC)へフル参戦することを希望したため、チームとしては快く送り出すことにした。空いたシートには、2019年に鈴鹿8耐、セパン8耐を戦った石塚健を起用し、ST1000クラスにエントリー。マシンは同じくBMW M1000RRとなる。

 また、鈴鹿8耐に加え、9月18日に決勝が開催されるEWCボルドール24時間耐久にもチームとして初めて参戦する予定だ。

「2022年もTONE RT SYNCEDGE4413 BMWから全日本ロードレース選手権に参戦できる事になり、TONEさんを始め、スポンサーの皆様、チームに感謝いたします。今シーズンはJSB1000クラスに3年振りに参戦することになりました」と星野。

「厳しい戦いになると思いますが、久しぶりのトップカテゴリー参戦なので、やり甲斐を感じています。鈴鹿8耐SSTクラス2連覇ができるように、しっかり全日本ロードでマシン作りをしてチームに貢献したいと思っています。またチームでフランスのボルドール24時間耐久レースにも参戦を予定しており、上位を目指すべく努力して参ります。今シーズンもチームの活動に是非注目してください」

 ここ3年は、CEV REPSOL Moto2 ヨーロッパ選手権を戦ってきた石塚は、4年振りの全日本ロードフル参戦となる。

「まずは、全日本ロードST1000クラスに参戦できることをスポンサーの皆さん、チームに感謝いたします。4年振りの全日本復帰となるので、とてもワクワクしていますし、鈴鹿8耐、セパン8耐を走らせてもらったチームで、シーズンを通して活動できることは、とてもうれしく思っています。まずは優勝を目指し、シリーズチャンピオンを獲ることを目標に精一杯走ります」と石塚。

 昨年の最終戦オートポリスに代役参戦。ぶっつけながら8位となっただけに、スペインで成長した走りと進化したM1000RRでST1000クラスをかき回してくれそうだ。

 チームを支えるチーフメカニックの高村嘉寿は「まずは、東京オートサロンTONEブースで体制発表ができたこと、そして今年もチームのメインスポンサーとしてパートナーシップを結ぶ事ができたことを本当に感謝しております」とコメント。

「BMW M1000RRのセットアップをしっかり詰めて両クラスともトップ争いができるように精一杯頑張っていきます。チームとしては、鈴鹿8耐、その後に続くボルドール24時間耐久にも参戦を計画しています。大きな目標となりますが、フランスで強豪チームと戦えるマシンとチーム作りをしたいと思っていますので、応援の程よろしくお願いいたします」

 最後に山下祐監督は「今年は、星野が3年振りにJSB1000クラスに復帰するということで、チームとしてもベテラン星野のテクニックやノウハウを若いライダーにつないでいくという意味で石塚の加入を非常にうれしく思っています。CEV Moto2で培った競争力を全日本で十分に発揮してくれると期待しています」と以下のように意気込みを語った。

「特にST1000クラスにおいてM1000RRを走らせることができることは、我々にとって有利なことですし、他メーカーに負けないレースができるチャンスだと思っています。鈴鹿8耐では、SSTクラス2連覇、さらにはボルドール24時間耐久と新たなチャレンジが控えています。今年も目一杯挑戦して次ぎにつながるレースをしていきますので皆様ご期待ください」

 BMW S1000RRの“こうなればいいのに”というところが改善されているというM1000RR。ベテラン星野とスペインで経験を積んできた石塚がM1000RRのポテンシャルを、どう発揮するか楽しみなところだ。