プラグイン・ハイブリッドユニットの搭載を義務付けた新しい車両規定“ラリー1”レギュレーションの下で開催される2022年のWRC世界ラリー選手権が1月20日、伝統の『ラリー・モンテカルロ』でいよいよ開幕する。WRCの公式YouTubeチャンネル『FIA World Rally Championship』では、同日17時30分から行われるシェイクダウンの模様がライブ中継される予定だ。

 2022年のWRCは、1997年から25年間にわたってトップカテゴリーを支えてきたWRカーに代わり、プラグイン・ハイブリッドシステムが搭載されたまったく新しいラリー1マシンによって争われる。

 直噴4気筒ターボエンジンと、最大100kW(約134PS)を発揮する電気モーターを組み合わせたパワートレインによってシステム合計出力が最大500PSを超える新規定車両は、専用開発のスペースフレームを採用することで安全性も向上。その上で空力パーツの簡素化やパドルシフトとアクティブセンターデフの廃止、シーケンシャルシフトの採用などにより、従来のWRカーと比べてドライバーのスキルの差が結果に反映されやすいマシンとなっているの点が特長だ。

 そんなラリー1カーを各々新たに開発し2022年のWRCで戦いを繰り広げるのは、2021年シーズンの“トリプルチャンピオン”であるTOYOTA GAZOO Racing WRTと、2年ぶりのマニュファクチャラータイトルの奪還を狙うヒュンダイ・シェル・モビスWRT、そしてフォードの支援を受けてフルワークスチームに立ち向かうMスポーツ・フォードWRTの3チームだ。

 各チームが2021年中からテストを繰り返し開発を進めてきた新型マシンは、20日から23日にかけてモナコとフランスで実施される、開幕戦モンテカルロでその実力を初めて公に披露する。

 毎戦の競技前に設定されている“シェイクダウン”は各車の最終調整の場であり、週末のラリーを占う重要なセッションとなる。WRC公式YouTubeチャンネルでは、そんなシェイクダウンの模様をライブ配信しており、このラリー・モンテカルロでも日本時間20日(木)17時30分より生中継する。ハイブリッド導入という新たなチャプターに突入したWRC新時代最初の走行をお見逃しなく。