WRC世界ラリー選手権開幕戦モンテカルロは1月21日、デイ2のSS3〜8が行われ、前日の競技初日を総合2番手で終えたセバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)が、4本のSSでベストタイムをマークする走りで総合首位に躍り出た。そんなラリー・モンテカルロの競技2日目を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT
●クレイグ・ブリーン(フォード・プーマ・ラリー1)/デイ2総合6番手
「ラリー・モンテカルロ最初のフルスケジュールデーは、僕たちにとってはまずまずの1日だった。トラブルを避けることができたが、何年も出場していなかったラリーに復帰するのは難しいものだ。明日は全開でいき、総合4番手を奪うことに挑戦するよ」

●ガス・グリーンスミス(フォード・プーマ・ラリー1)/デイ2総合7番手
「聞いたところでは、僕が(SS7でのステージ初優勝を)祝っているところがテレビで放送されたようだね。このステージ(SS8)では、素晴らしい仕事を無駄にしたくなかった。とくに気温が下がっていたからね。僕はあまりにも慎重だったけれど、明日また進んでいけるだろう」

●セバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)/デイ2総合首位
「フィーリングがいいね。確かに今日はいい1日だった。最初のステージは本当に素晴らしかったが、その後ハイブリッドに少し問題が出た。ここではいいステージにできたと思うが、いまは少し(リードタイムが)縮まっている」

「シェイクダウンの1回目の走行で、ベストタイムを出した時は本当に驚いた。僕はいつもシェイクダウンではそれほど結果が出せないんだ。だが、それ以降はプッシュして走行中のフィーリングをつかもうとした。差は大きくないが首位に立てたのはうれしいよ」
※ブリーンのコメントはTwitter(@Craig_Breen)、グリーンスミスとローブのコメントはSS8終了後の公式インタビューより

■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 Nラリー1)/デイ2総合4番手
「今日のステージタイムを見ると僕たちは改善しているが、走行中のフィーリングではクルマにさらなる作業が必要だ。一定のバランスを保ち、ブレーキング中に自信を持つのが難しい。僕たちはつねに改善を加えていった」

「目標は、このラリーで最大限に走行距離を積み重ねることと、どの領域を改善しなければならないか理解することに変わりはない。今週末にできることには限りがあると思う。持っているもので戦わなければならない。さらなる経験を得るために、明日はジオメトリーにいくつか異なることを試してみるつもりだ」

●オット・タナク(ヒュンダイi20 Nラリー1)/デイ2総合5番手
「今日の一番の進歩は一貫性だ。チームは一晩中、木曜日に発生した問題の多くを解決するために良い仕事をしてくれた。物事はうまく機能していたので、少し挽回できたし、楽しむこともできた」

「グリップレベルが高かったいくつかのステージでは、僕たちは改善するためのツールを持っていなかったが、それ以外では順調だったので、とてもポジティブだった。全体的に僕たちは、どこであろうが改善点を見つけるためにマシンについて学び、さらに理解を深めている。このやり方を続ける必要がある」

●オリバー・ソルベルグ(ヒュンダイi20 Nラリー1)/デイ2総合10番手
「経験を積むには良い1日だった。多くのことを学んだけれど、ある意味では満足しているとは言えない。僕たちはなんとか切り抜けて、マシンをフィニッシュまで持ち帰ることに集中していた。いくつかチャレンジがあったから、落ち着かなければならなかった。滑りやすいステージもあれば、グリップがあるステージもあったんだ」

「自信を持てないと、流れをつかむことができない。午後の最終ステージでは、もう少しプッシュしようとした。でもとてもトリッキーだったので、ミスをしないように最後の方では抑えるて走ったよ。自分たちがしなければならないことは分かっているし、チームの全員がとてもやる気になっているんだ」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合3番手
「決して悪くはなかったが、特別良い1日でもなかった。最後のステージで大幅にタイムを失ってしまったのは、残念だった。ところどころで、少し注意深く走り過ぎていたとは思うが、これほど大きくタイムロスするとは予想していなかったんだ」

「1日をとおしてコンディションが変わりやすく、再走ステージはまだ安定していたが、それでも路面の変化を見極めるのは簡単ではなかった。クルマについては何も問題なくすべて順調だから、良い仕事をしたチームを称賛したいと思う」

「このような新しいクルマを準備するのは大変だっただろうし、こうして1日を走り切れたのは素晴らしいことだ。この調子を保ちつつ、明日何ができるかを考えたいと思う」

●カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合9番手
「僕にとって、今日は大きな学びの1日だった。この新しいクルマは、これまで自分が乗ってきたものとはまったく違うので、クルマを自分のドライビングスタイルに近づけるためにバランスを調整し、自分自身のドライビングもクルマに適応させようとしている」

「午前中は厳しい状況だったが、タイヤフィッティングゾーンではいくつか大きな変更を施すことができ、それによってクルマは良くなった。今日1日だけで何度もステップを踏み、どんどん良くなっていったので、明日もさらに何かできるように頑張るよ」

●セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合2番手
「午前中の1本のステージを除けば、いい1日だったと思う。凍った路面を一番最初に走行するのは、決して簡単ではなかった。もう少しリスクを冒すこともできたと思うが、あのステージで限界を見極めるのは容易ではなかった」

「午後はベストを尽くして走ったが、あれ以上速く走ることは難しかったと思う。まだすべてが新しいので、もちろん改善の余地はある。明日に向けては、もう少しスピードを高められるようにセッティングを調整するつもりだ。とはいえ、今晩も優勝を争える位置につけているのはポジティブなことだと言える」