4月28日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催される2022年MotoGP第6戦スペインGPを前にプレスカンファレンスが行われ、出席したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が前戦のポルトガルGPを振り返るとともに、現状のホンダRC213Vについての課題を語った。

 2022年シーズンのMotoGPは5戦を終え、ホンダ勢4台のうち表彰台はポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)がカタールGPで獲得した3位の一度のみ。また、マルク・マルケスは2戦欠場を余儀なくされ、今季の最高位は5位となっている。

 第4戦アメリカズGP、第5戦ポルトガルGPでは6位入賞を果たしているが、「ポルティマオでは(トップから)遠かった。あまりにも遠すぎた。6位というポジションを見れば、悪くないと思うけど、優勝や表彰台からも離されすぎた」とマルケス。

「レースではかなり苦戦しただけど、ここヘレスでもっと速くなるための手段を見つけようと思う。もちろん、いくつかのアイデアがある。それはバイクだけでなく、僕自身にもね。改善を続けることが必要だし、それに向けて取り組んでいる。フリー走行1回目でどのようなスタートを切るかを確認して、そこから、今週末のパフォーマンスを理解し始めよう」

 プレスカンファレンスでそうマルケスは語り、現状抱えているホンダRC213Vの課題について以下のように続けた。

「(いつ改善できるかは)大きな問題だね。確かに、プレシーズンテストのマレーシアとカタールで確認したように、バイクは大きなサーキットで非常に上手く機能する。でも、小さなサーキットに到着すると、短時間で曲がる必要があり、そこですごく苦しんでいるんだ」

「もう少し理解する必要があるね。解決策が近いのか遠いのかわからない。可能性はあると思うけど、その可能性から利益を引き出す手段を見つける必要がある」

 ホンダ勢は現在、苦戦を強いられているが、スペインGP決勝日の翌日である5月2日にヘレステストが1日間行われる。そのため、レースウイーク初日の金曜日からマルケスはマシンのさらなる改善に向けて取り組むという。

「僕たちは異なる状況にある。月曜に向けてテストは明日(金曜日)から始まる。明日は新しいパーツではなく、いくつかのことを試し始める。良いベースを持っていて、そのためにチャンピオンシップを戦っている」

「グッドなベースがあれば、どこでも速く走ることができるね。僕たちが取り組まなければいけないところはそこだ。最初に快適さを感じるベースを見つける。そこから、新しいことを挑戦し始めることができる」

 第6戦スペインGPでは、マルク・マルケス、ポル・エスパルガロ、LCRホンダのアレックス・マルケス、中上貴晶に加え、HRCテストライダーのステファン・ブラドルも参戦する。