5月5日、ニスモは静岡県の富士スピードウェイで5月4日に開催されたスーパーGT第2戦富士の決勝レースで、58周から59周に入るメインストレートで、トップ争いの最中激しくクラッシュしたCRAFTSPORTS MOTUL Zの高星明誠について、病院で精密検査を受けた後、無事に退院したとSNSで発表した。

 450kmというレース距離で争われた5月4日のスーパーGT第2戦富士の決勝では、GT500クラスが44周目に入ったところで発生したGT300クラスのアールキューズ AMG GT3のクラッシュにより、レースは一度赤旗中断に。その後、セーフティカーランでのリスタート後、ふたたびレースが再開された。

 そんななか、53周目のリスタート後、高星がドライブしていたCRAFTSPORTS MOTUL Zは、トップ2台の接触にも乗じて2番手へ。59周目に入るメインストレートで首位を狙ったが、その戦いのなか急に目の前に出たトラブル車両を避けようと、わずかにブレーキを踏んだ後に激しくガードレールにクラッシュ。レースは再度赤旗となった。

 近年のスーパーGTでも類を見ないほどの激しい衝撃に高星の容態が心配されたが、その後中断中にGTアソシエイションの坂東正明代表が自らが場内放送に登場し、ファンに向け高星が無事であることをファンに説明。高星は念のため入院し精密検査を受けたが、5日、ニスモはSNS上で高星に異常がなく、無事退院したと発表した。

 高星が無事であるという報せはすべてのスーパーGTファン、関係者にとって何よりの朗報となった。ニッサンZ GT500、現在使用されるGT500モノコックの安全性の高さが示された。