5月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第3戦鈴鹿の公式予選で、大草りきが予選Q2で1分56秒552というタイムをマークし、GT300クラスのトップタイムだったTANAX GAINER GT-Rだが、レース後の再車検で失格の裁定が下された。GAINERにこの件について聞いたところ「仕方がない」としつつも、決勝での追い上げを誓った。

 富田竜一郎/大草りきのコンビで戦うTANAX GAINER GT-Rは、チームメイトのGAINER TANAX GT-Rとは異なる方向性でのトライが奏功し、第1戦岡山から速さをみせ第2戦富士では見事優勝。第3戦鈴鹿では富田がQ1B組で4番手につけると、Q2では大草が会心のアタックをみせポールポジションを決めたかに思われた。

 しかし予選後の再車検の結果、ブルテンNo.25-T II(スーパーGT第3戦鈴鹿の参加条件)での最低地上高で再車検不合格となり、予選最後尾となってしまった。

 この件についてGAINERの藤井一三監督に聞くと、「金曜日の任意車検では数字をしっかり把握していたのですが、その数字どおりになりませんでした。ブルテンどおりの数字にならなかったので、仕方がないです」と語った。

 ただポールポジションを失ったことでGAINERのピットは厳しい雰囲気かと思いきや、「速さはありますからね。富田も大草もすごく速い。大草もフォーミュラに乗せたいくらいですから」と藤井監督をはじめ、チームの雰囲気は決して暗いものではなかった。スピードがあることは間違いないだけに、「ガツガツ行きますよ! 面白いレースをして、たくさん映像に映るようにしたいですね」と決勝での追い上げを期していた。