5月28日、2022年MotoGP第8戦イタリアGP MotoGPクラスの予選がイタリアのムジェロ・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は8番手を獲得した。

 フリー走行3回目は気温26度、路面温度35度のドライコンディションでスタートした。初日のFP1でトップタイムを出した際とほぼ同じコンディションでの走行となり、中上はフロントにミディアムタイヤ、リヤにソフトタイヤを履いて走行をし、1分45秒999の9番手に付け、自己ベストタイムを大幅に更新して、ダイレクトでのQ2進出を果たした。

 予選前のフリー走行4回目は途中で雨が降り出し、スリックタイヤからレインタイヤに履き替えての走行となった。しかし、セッション終盤にはライン上が乾き始め再びスリックタイヤに履き替えるライダーが相次いだ。そんな難しいセッションでは、3周目に記録した1分47秒499で13番手となった。

 予選Q1が始まる直前には雷を伴う雨が降り、ウエットコンディションでスタートしたが、その後のQ2は雨が止んで路面が乾き始め、所々ウエットパッチが残るもスリックタイヤでの走行となった。中上はフロント、リヤともにソフトタイヤを履いてアタックをし、周回を重ねるごとにタイムを短縮した。8周目で1分46秒870をマークし、翌周のラストアタックでは1分46秒561と、難しい路面コンディションの中で果敢にアタックを敢行してトップから0.405秒差の8番手に付けた。

 中上は「今回はチームのホームGP。ムジェロは得意のサーキットなので最高のパフォーマンスを見せたい」と語っており、決勝では速さを見せて今季ベストの7位を上回り、このままホンダ勢トップを維持してベストリザルトを獲得できるだろうか。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(予選8番手)
「今日はとてもいい日でした。午前中のFP3はとても重要なセッションでしたが、いいラップタイムを刻むことができ、9番手タイムでQ2に進むことができました。午後は天候がとても不安定で、路面もトリッキーでした。予選は難しいコンディションでしたが、戦闘的な走りができて、3列目8番グリッドを獲得することができました」

「ホンダ勢トップになることができたのはチームと僕にとってとても重要なことです。全体的にはいい日となりました。とてもうれしいです。日曜日のレースでいい結果を残したいと思います」