6月4日、MotoGP第9戦カタルーニャGPの予選がスペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで行われ、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)が今季2度目となるポールポジションを獲得した。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はQ1を突破してQ2に進出し、12番手だった。

 フリー走行3回目は気温26度、路面温度37度のドライコンディションで行われた。序盤はファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がトップタイムをマークし、しばらくはクアルタラロがトップをキープする。

 その後、セッション中盤に初日総合トップのアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)がトップに立った。アレイシ・エスパルガロはその後もタイムを更新して1分38秒771をマーク。このタイムでオールタイムラップ・レコードを更新した。アレイシ・エスパルガロは初日に続いてフリー走行3回目をトップで終えている。

 2番手から5番手まではドゥカティライダーが占め、2番手はヨハン・ザルコ(プリマ・プラマック・レーシング)、3番手はホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、4番手はフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、5番手はジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)。クアルタラロは6番手に続いている。

 セッション序盤に5コーナーで転倒を喫したポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)は8番手、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は17番手だった。

 フリー走行4回目もアレイシ・エスパルガロがトップで終え、2番手はマルコ・ベゼッチ(ムーニーVR46レーシング・チーム)、3番手にはクアルタラロが入り、4番手はザルコ、5番手はルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)。中上は17番手だった。

■予選:アレイシ・エスパルガロが今季2度目のポール獲得
 予選のQ1は気温32度、路面温度58度でスタート。マーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)やベゼッチ、エネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGP)、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)、中上などがQ1から予選に挑んだ。フリー走行4回目で激しい転倒を喫してメディカルセンターに向かったアレックス・マルケス(LCRホンダ・カストロール)はコースインしなかった。

 序盤はビニャーレスがトップ、2番手にはベゼッチがつけ、中上は3番手に続く。残り2分、ベゼッチやブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が自己ベストを更新するも、ビニャーレスが再びトップタイムをマークする。

 さらに最後のアタックで中上がビニャーレスから0.007秒差の2番手に飛び込んだ。この結果、ビニャーレスがトップ、中上が2番手でQ2進出を果たしている。また、ベッツェッキは3番手で13番グリッド、バスティアニーニは4番手で14番グリッド、ミルは7番手で17番グリッドが確定した。トップのビニャーレスから5番手のビンダーまで0.033秒差という僅差のQ1だった。

 続いて行われたQ2では、まずクアルタラロがトップタイムをマークし、バニャイアが2番手、アレイシ・エスパルガロが3番手に続いて後半の時間帯に入る。残り時間3分、バニャイアがトップに立つ。しかしアレイシ・エスパルガロがフリー走行3回目で自身が記録したオールタイムラップ・レコードを再び更新する1分38秒742を叩き出し、トップに浮上した。

 初日からトップタイムを連発するアレイシ・エスパルガロは、このタイムでアルゼンチンGP以来となる今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手はバニャイアで、最後のアタックで自己ベストを更新するが、アレイシ・エスパルガロのタイムに0.031秒届かなかった。3番手はクアルタラロが獲得した。

 4番手にはザルコ、5番手にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ・レーシングMotoGP)、6番手にはマルティンがつけ、2列目にドゥカティ勢が並んでいる。Q1を突破した中上は12番手で、4列目から決勝レースを迎える。