NTTインディカー・シリーズ第8戦ロードアメリカの予選が6月11日に行われ、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が2019年以来のポールポジションを獲得した。

 佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)は、予選Q1で敗退となり、19番手から決勝レースに挑む。

 インディ500から連戦が続くインディカー。第8戦はウィスコンシン州のロードアメリカが舞台だ。

 前日のプラクティスは、前戦デトロイトで優勝争いを行ったアレクサンダー・ロッシがトップタイム、コルトン・ハータが2番手とアンドレッティ・オートスポートが速さを見せる。

 予選前の午前中に行われたプレクティス2では、パト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)がトップに立ち、デトロイトで勝利を飾ったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)も2番手と好調。佐藤琢磨は22番手と下位に沈み予選へと挑んだ。


 ふたつのグループに分かれ、上位6台ずつがQ2へと進出する予選Q1。グループ1は、ロマン・グロージャン(アンドレッティ・オートスポート)がトップ通過。ロッシ、ハータと続く。琢磨はセッション終盤まで6番手以内に入っていたが、最後にタイムを伸ばせず10番手でQ1敗退となった。

 グループ2は、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が1分44秒5552の好タイムでトップ通過。オワード、アレックス・パロウ(チーム・ペンスキー)が続く。

 12台でQ3ファストシックスに進む上位6台を争う予選Q2。セッション終盤、まずはパロウが44秒台に突入。そのタイムを再びニューガーデンが1分44秒5530で更新しトップに立つ。さらにハータが1分44秒4038を記録し逆転でトップ通過。

 マーカス・エリクソン、パロウのガナッシ勢が続き、オワード、ロッシがQ3進出となった。


 ポールポジションを争うファイアストン・ファストシックス。ここで速さを見せたのはブラックタイヤでアタックしたロッシ。1分44秒8656でトップに立ち、ライバルたちのラストアタックを待つ。

 昨年はブラックタイヤでポールを獲得したニューガーデンは、レッドタイヤでラストアタック。1分44秒台のタイムを記録するも0.0715秒及ばす2番手となり、ロッシが2019年デトロイトレース1以来となる通算7回目のポールポジションを獲得した。


「昨年、ジョセフがブラックでコルトンを上回ることができたのを見て考えたんだ。同様に僕たちもプリマリー(ブラック)に競争力があるってね。ここでのトレンドのひとつだと思うよ」

「クルーたちは週末を通じて素晴らしい仕事をしている。このポジションは久しぶりだね。クールだし、楽しみたいよ。けど明日のためにやるべき仕事はあるよ」とロッシはコメントしている。